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長谷川健太監督「若干辛抱しきれない状況がつづいている」【無料公開/J1第24節「北海道コンサドーレ札幌 vs. FC東京」コメント】

 

試合後会見の長谷川健太監督。


○総括
 
 お互いの持ち味が出た試合だと思いますし、そういうなかで今日はホームの札幌が一枚上手だったのかなと思っています。ただほんとうに選手は勝つために全力を出して戦ってくれたと思いますし、点が獲れていることはチームにとってポジティヴなことだと思います。
 いいところはしっかり継続しつつ、改善するべきところはしっかりと改善して防げる失点をいかに防ぐかということをしていかないとまたここ数試合失点がかさんできていますので、もう一度そういうチームとして反省するべきところは反省して、次の試合の準備をしていきたいと思っています。
 
──ディエゴオリヴェイラ選手のけがの程度、発生状況は(後藤)。
 
 そんなに重傷ではないと思うのですが、前節もちょっとけがを抱えて試合に出たという状況で多少リバウンドが出て今節は(出場を)飛ばしました。
 
──大事をとって?(後藤)
 
 大事をとってというわけではないのですが、今節に向けての練習は実質二日間、そこで少し痛みがあってトレーニングが出来ないということで、今節は試合が出来る状況ではなかった、ということです。
 
──ディエゴ選手を欠いたなか、どのようなプランで臨んだのか(後藤)。
 
 田川(亨介)と永井(謙佑)でディエゴのところをしっかりと埋めながらという意味では、それぞれが持ち味を出してくれたと思っています。
 田川もけが明けですが、点に絡めればもっとよかった。全体のバランスを考えるとさらにたくましくなってもらいたいと思いました。永井に関しては途中から出てチームの状況を好転させるプレーをしてくれたと思いますし、終盤にチャンスをつくれたことにも謙佑の存在が大きかった。引きつづき彼のパフォーマンスに期待してきたいと思っています。
 
──前半うまくいったがゆえに後半に相手がやり方を変えてきて後半にひっくり返される展開はセレッソ戦に似ているが、後半どこをよくすればよかったか(後藤)。
 
 ジェイが入ってきて(1トップからシャドーに下がった)小柏の2列目の飛び出しというところは、前半戦(第8節)でも飛び出された場面がありました。そこは初めに金子拓郎が1対1で仕掛けてきていたので(バングーナガンデ)佳史扶と森重(真人)の間を狙ってくると思っていました。ハーフタイムに佳史扶には「そこだけはやらせるな」と念を押して送り出したのですが、見事にそこをやられてしまったと。
 どちらが次の1点を獲るかという状況だったのですが、なんというのか、若干辛抱しきれない状況がつづいているので、もう一度映像を見ながら細かいところは選手にフィードバックしていきたいと思っています。
 
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◎後藤勝(ごとう・まさる)
東京都出身のライター兼編集者。FC東京を中心に日本サッカーの現在を追う。サカつくとリアルサッカーの雑誌だった『サッカルチョ』そして半田雄一さん編集長時代の『サッカー批評』でサッカーライターとしてのキャリアを始め、現在はさまざまな媒体に寄稿。著書に、2004年までのFC東京をファンと記者双方の視点で追った観戦記ルポ『トーキョーワッショイ!プレミアム』(双葉社)、佐川急便東京SCなどの東京社会人サッカー的なホームタウン分割を意識した近未来SFエンタテインメント小説『エンダーズ・デッドリードライヴ』(カンゼン)がある。2011年にメールマガジンとして『トーキョーワッショイ!MM』を開始したのち、2012年秋にタグマへ移行し『トーキョーワッショイ!プレミアム』に装いをあらためウェブマガジンとして再スタートを切った。

 

■J論でのインタビュー
「ライターと編集者。”二足の草鞋”を履くことになった動機とは?」後藤勝/前編【オレたちのライター道】

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