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【山形vs名古屋】山形選手コメント(2)/高木利弥選手「スイッチのオンオフを区別してやっていかなければ」宮阪、中島選手のコメントも(2454文字)

■Jリーグヤマザキナビスコカップ 予選リーグ 第3節
4月8日(水)山形 3-3 名古屋(19:04KICK OFF/NDスタ/3,558人)
得点者:8’竹内彬(名古屋)40’當間建文(山形)49’矢田旭(名古屋)56′ 當間建文(山形)63’ノヴァコヴィッチ(名古屋)90’+2 萬代宏樹(山形)
公式記録(山形公式)
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●MF 27 高木利弥選手
Q:今日の自身のプレーを振り返ってみていかがですか?
「対峙したのが代表クラスの選手だったし、一つ一つ質の高いプレーが多かったので、まあ、きつかったです(苦笑)。自分の中でまだ効率の良い走りができていないので、ここはやる、ここはスイッチオフというのを、もっと区別してやっていかなければいけないと思います。本当に目の前のことをがむしゃらにやっているだけで、ずっとやっていると、人間、体力も尽きるので、もっと考えてやっていかないと」

Q:その中で90分間、最後までプレーして、最後のゴールシーンまで絡んでいけたことに関しては?
「3失点していて、自分が絡んでいる部分もあったので、それを取り返すためにも前に前にという意識はありました。前への意識という部分は最後までできたのかなと思います」

Q:対峙したのは川又堅碁選手や矢野貴章選手。より嫌だったのは?
「川又選手。身体が強かったです。ここはいけるだろうというところでも足が伸びてきたり、身体を当ててきたりということが本当に多かったので、やりづらかったです。これが日本のトップクラスなんだということが身に染みました。(矢野選手は?)たぶんあまり前にも来ていなかったので、その分自分がもっと裏を突いていけたらなと思っていました」

Q:高木選手が高い位置を取ることで、向こうが守備に追われた部分もあるのでは?
「そうですね。前半など、長い距離を走ることによって、相手を走らせることにもなるので、そういう面では、多少は効いていたのかなと」

Q:守備面での課題をあげるなら?
「もっと緻密に、(周りと)コミュニケーションとりながらポジションを取ることだったり、攻守の切り替えや、球際の部分、本当にまだまだなので、練習して克服していきたいなと思います」

Q:(後半の決定機だった)高木純平選手へのクロスの場面は、一人越えて、奥にいた純平選手を狙おうと?
「そうですね。マークがついていたのが見えたので、その裏を狙おうかなと思って、ちょっと柔らかいボールを意識しました」

●MF 15 宮阪政樹選手
Q:相手が間延びしてスペースがあるわりに、前半はパスミスが多かったのでは?
「その通りです。僕自身はそんなに慌ててやっているつもりはないのですが、周りがミスしてしまうと自分もつられてパスミスが起こっていた。でもその中でもサイドチェンジとか、自分の武器であるキックというのは出せたと思いますし、それが後半いい形でつなげる要因になったと思うので、そこをしっかりと、もっともっとコミュニケーションを取って改善したいです」

Q:セットプレーからのアシストがありました。
「狙いどおりのボールが出せたと思います。欲を言えば、前半最後の林さんのところも多分決められたと思うので、アシストにつなげられればよかったです。フリーキックはちょっと遠かったので、チャンスというチャンスはなかったのですが、キックの感触としてはいいものがあったので、これを継続していければいいなと思っています」

Q:名古屋には一発でシュートまで持っていくスピードがありました。ケアできた感触は?
「逆に言えばそれしかなかったと思う。あとは1本、サイドからクロスというところで失点はしましたが、個の力というところで防げた失点はあったと思います。1失点目はセットプレーですし、しかも1本目。2失点目は、最初に誰が競るのかカバーの位置がはっきりしていれば取られていないと思うので、防げる失点をもっともっと防いでいかないと。最後に追いつけたことはよかったですし、負けてはいないし、いい形でアピールができたと思うので、鳥栖戦に向けてしっかりやっていければいいなと思います」

Q:矢田旭選手(明治大の後輩)とマッチアップするシーンがありましたが?
「ずっとJ1で試合に出てるので、とってもたくましかったですし、後半に1本やられましたけど、自分はアシストという形で、ちょっとは対抗できたのかなと思います」

Q:名古屋と対戦しての手ごたえは?
「ミスはありましたが、ボール支配率的にはどうなんですかね。こちらが持てたイメージもあるし、できなくはないとは思うんです。精度のところだと思います。もっとみんな自信を持ってやれれば。ビビっているわけではないと思うんですけどね。前半、もっと僕と(日髙)慶太のところでボールが持てればよかった。慶太は慶太で『実力不足』と言っていましたけど、もっと自信をもってできると思います。まだ慶太も去年から5試合目ぐらいだし、もっとメンタルのところでお互い鍛えないといけないです。僕はなんとも思ってないですけど。別にミスしても取り返せばいいじゃんという気持ちで。慶太にもそれぐらいを期待します」

Q:53分くらいに右サイドへのサイドチェンジがありました。試合のポイントになるプレーだったかと思いますが?
「前半はダニルソンがサイドバックだったので、身体能力がありますし、サイドチェンジしても触られることがありました。駆け引きのところで、うまく競らせないようなボールなど、もっともっとピンポイントで蹴れるようにしないといけないです。自分から1本ではなくて、當間君、ボランチの慶太、ウィングの選手、シャドーの選手をうまく使ってサイドチェンジできると思うので、そういった判断をもっともっとうまくできればいいなと思います」

●FW 9 中島裕希選手
「久しぶりに90分やれて楽しかったです。結果は引き分けですけど」

Q:1点返して同点になるまでは、パスがつながらずに攻撃が機能していませんでした。
「取ってから攻撃に移るところでミスがあったかなとは思います。1点取ってからはスイッチが入ったかのように、みんな前に前に行けました。取られて取って、取られて取っての繰り返しで、もうちょっとチームとして失点を減らしていくことを心掛けてやれたらいいかなと思います」

Q:3度追いつけたことで、収穫はありましたか?
「セットプレーもあったし、もうちょっと流れのなかでいい攻撃をして決められればいいかなと思います」

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