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【トピックス】好調モンテユースがベガルタユースを撃破!2-1でユースみちのくダービーを制す!!

高円宮杯U-18サッカーリーグ2016プリンスリーグ東北第6節

5月8日(日) 天候:晴
10:30キックオフ 場所:山形県総合運動公園第2運動広場
モンテディオ山形 2-1(前半1-0) ベガルタ仙台ユース
[得点者]
42分 大網友也
58分 佐藤啓太
90+4分 ベガルタ仙台ユース
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左サイドバックの18番加藤雅也のスローイン。 左サイドから攻められることが多かったが落ち着いて対応していた。

左サイドバックの18番加藤雅也のスローイン。左サイドから攻められることが多かったが落ち着いて対応していた。

今年はモンテディオ山形ユースが好調を維持している。開幕から4連勝と波に乗ると、第5節の青森山田セカンド戦では敗れたものの、GW最終日となる7日に行われた第6節ベガルタ仙台ユース戦とのユースみちのくダービーで2-1と快勝した。

守備ではチェイシング、攻撃では裏に抜け出しながら起点になる14番三田村樹。

このユースみちのくダービーでもモンテディオユースは波に乗っていた。前半から積極的に出し手となるベガルタユースの守備陣にプレッシャーをかけ続けて楽にボールを繋がせない。サイドチェンジも限定して遅れさせながら対応し、コンパクトな守備を維持したままラインを高く保つ守備がハマった前半だった。
先制点は42分にCKから。「裕介が良いボールをくれて周りもニアで潰れてくれました」という大網友也のヘディングシュートで先制すると、前半終了間際にも13番加藤稜賀がフリーでゴールを狙うなどチャンスを作り続ける。ベガルタユースのシュートを1本に抑え主導権を握ったまま前半を折り返した。

前半終了間際の加藤稜賀のシュートシーン。シュートブロックされたが前半にもう一本上手い走り込みからシュートを打つチャンスがあった。

後半も堅いながらも積極的に守備で前に出るモンテディオユース。こぼれ球や抜かれた後は必ず2人目3人目でモンテユースの選手がカバーに入り、その後のボールの処理も上手く出来ていた。選手の距離感はモンテディオユースの方が良く、逆にベガルタユースの選手たちは個々が孤立しがちだった。
2得点目は58分、少し遠目の右FKから。ファーに飛んだボールをGKが弾くと、こぼれ球をフリーで詰めた佐藤啓太が左足インサイドで冷静に流しこんだ。

佐藤啓太が決めた2点目のゴールシーン。こぼれ球を浮き球で冷静に流しこんだ。

その後は運動量が落ちたこともあってベガルタユースに反撃を受ける。対応が遅れてファールも増え始めた85分にモンテディオユースの吉田樹が2枚目のイエローカードで退場したが、4-4のブロックを維持したまま時間を使って対応。試合終了間際に1点を返されたものの、その後すぐに試合終了。ユースみちのくダービーを制して好調のゴールデンウィークを締めくくった。

ボランチの吉田樹。終盤に退場したが身体を張って相手のドリブルを止めていた。

ボランチの吉田樹。終盤に退場したが身体を張って相手のドリブルを止めていた。

キャプテンの大網は今日の守備について「(前節の)青森山田セカンド戦で後半の立ち上がりすぐに失点してしまったので、その経験を活かして集中して入ることが出来ました」と守備への手応えを感じている。今年の目標についても「今年は優勝を目標にするとみんなで決めました」と力強く話していた。

今井監督も、リスタート以外の得点力やアタッキングサードのクオリティを課題に挙げながらも「仙台さんのやり方にうちの守備がハマって主導権が握れました」と好調の守備に手応えを感じていたようだ。

前後期18節をホーム&アウェイ方式で戦う東北プリンスリーグは全日程の3分の1を終了し、モンテディオ山形ユースは5勝1敗で勝点15。全勝して勝点18の首位青森山田セカンドを勝点差3で追いながら、得失点差で現在4位につけている。

試合終了後のモンテディオ山形ユース。応援に駆けつけたモンテディオ山形サポーターの前で喜びを表現した。

試合終了後のモンテディオ山形ユース。応援に駆けつけたモンテディオ山形サポーターの前で喜びを表現した。

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