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【7/2練習試合後のコメント】佐藤優平選手「45分できたことは自分にとってもプラス」

佐藤優平:復帰戦は後半スタートから。最長で45分だったようだが、試合終了までピッチに立っていた。負傷したあとにも出場を続けた頃の佐藤とは動きが別人で、昨年加入した頃の軽快さも伺わせる。しっかりと走れているし、切り返しも軽快。痛そうな雰囲気を感じさせない動きになっている。その上で試合の流れを変えており、今後の期待感を感じさせた。監督の頭の中にも交代カードの切り札として使う狙いはあるようで、ユーティリティ性と創造性の面での評価も高い。
 最も慎重になりたいのは怪我のぶり返しで、そこは慎重さが必要。まずは直面している山口・鹿島・名古屋の3連戦で佐藤をどう使っていくかもひとつの見どころになるはずだ。

○佐藤優平選手
Q:後半45分の出場でしたが、率直に振り返ってどうでしたか?
「久しぶりだったので。リーグ戦も途中から怪我で出れなくなっているので、8ヶ月ぶりくらいかな。45分できたことは自分にとってもプラスだし、運良く点も取れたことだし、あとは監督の考える、頭の中に入っていけるかどうかというところが大事だと思います。ここでよろこんでばっかりもいられないので。リーグ戦で、ちょうど後期から絡めそうなので。山口戦から絡んでいけそうな雰囲気があるので、それに行けたらいいなと思います」

Q:45分というのは、監督とも話し合った中での時間ですか?
「そうですね。前半はないっていうのは話していたので、後半からいこうという話はしてました。本当はもうちょっと短い予定だったかもしれないですけど、流れとか敵の状況とか見ながらやらしてもらったので、良かったです」

Q:今日は、前半のチーム状態を見て「後半はこうしよう」というところがあったのか、それとも自分のプレーをやろうとしたのか。
「いや、あまり見てなかったので。アップを中心にやってたので流れはあまり気にしてなかったですけど、去年もやってるシステムですけど、質が違うし、求めることも違うので、また変わってきますけど、うまくやれたらなと思いますし、ボランチとシャドー両方できるように、これから準備していきたいなと思います」

Q:得点は、前からチェイシングしたところの成果ですか?
「そうですね。チームで『前からプレス』ということを言ってるので。運良く相手のミスが出たので、それで点が入って、本当は勝ちたかったですけど、1本決めれるところがあったので。それを反省して次に頑張りたいと思いますし、連戦なので、天皇杯とリーグ戦をうまくチームとして乗り切れるように頑張ります」

Q:鈴木雄斗選手と2シャドーを組むと、スペースを空けたり、使ったりという連係も見られましたが?
「あまり雄斗と組んだことがなかったのでイメージ沸かないですけど、もう少しボランチからゲーム作ってもらって前に(ボールが)入れば、うまくできたかなと。そんなにプレスをかけてきてなかったので、もうちょいうまくできたんじゃないかなと思います。そこはチームの課題として、試合の運び方というのはリーグ戦でも結構重要だと思うので、そのへんを気にして頑張りたいと思います」

Q:チームの練習に合流してからは、だいぶ楽しそうにボールを蹴っていましたが、いま楽しいですか?
「去年とやることは変わらないので。まあ、リハビリよりは楽しいです。苦じゃないですけど、リハビリもね。復帰のためにやるので全然苦じゃなかったですけど、サッカー選手なのでね、サッカーしたほうがいいなとは思います」

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