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山梨フットボール

【無料記事 4月13日の練習場から 吉田達磨監督 コメント】「新潟の選手とサポートして下さった方々への申し訳なさと、今自分が充実していること、(山梨の)街のサポートを受けていることを大切にし、サッカーの試合ですから…ただのサッカーの試合なんで、(いつも通り)戦いたい」

【無料記事 4月13日の練習場から 吉田達磨監督 コメント】
*囲み取材なので監督コメントは関連する質問は続くように順番を入れ替え、一部抜粋しています。

4月13日の練習後、昨季指揮を執った新潟との試合についての思いを話してくれた吉田達磨監督

――次は新潟戦です。特別な思いがある試合になりますか?

「新潟ではいい仕事をしてくれた選手たちとすごくいい出会いがあったのに、僕の力不足で長い付き合いができずに残念で、ああいう形というか、途中で契約がなくなったわけで…。いい仕事云々をいう前に結果が出せなくて、解任という形で選手に挨拶をする場もなく、ファン・サポーターの皆さんや新潟の皆さんに僕から何かを発することができずに去らないといけなくなった心苦しさが今もあります。一方的になってしまって申し訳なかったというか、最後に何も発せられなかった。そういう思いが(新潟には)あって…。今は新しい選手たちと予想以上の一体感、チームもそうだし、(山梨の)街ともそうだし、これは予想を超えている。開幕戦で(追いつかれる形で)G大阪に引き分けて(大阪からバスで山梨に帰るときに)サービスエリアで出会ったサポーターの方に、『ありがとう』と言ってもらってびっくりした。僕はただただ悔しいというか、(勝点3を逃して)申し訳ないだけだった。けど、ああいう引き分け方でも『ありがとう』と言ってくれるんだと思って…。さらに頑張らないといけないと思いました」

――解任が決まった監督が練習前に選手に話をしてからクラブハウスを去り、その日の練習は残るコーチが指揮を執るというようなニュースを何度か読みましたが、新潟ではそいう場がなかったのですか?

「オフの日だったんで、コーチを含めた僕たち3人は心残りでした。広報の方から『コメントを出しますか?』と言っていただいたんですが、一番近くで仕事をしてきた選手に直接話をできていないので、ホームページなどを通じてというのはできないなぁと思って…。ファン・サポーターの皆さんにも挨拶をして謝りたかったけど、スッといなくなった感じになってしまって申し訳なくて…」

――今の甲府の現状と新潟戦について

「彼らが披露してくれている試合内容に見合った勝ち星を積み上げられているとは思っていなくて、戦いぶりにふさわしいポイント数で新潟戦を迎えたかった。今は、新潟の選手とサポートして下さった方々への申し訳なさと、今自分が充実していること、(山梨の)街のサポートを受けていることを大切にし、サッカーの試合ですから…ただのサッカーの試合なんで、(いつも通り)戦いたい」

――今の新潟はリーグ戦でまだ勝利がなくて苦しい状況ですが、この点も含めてやりにくさは感じますか?

「一つ勝てば、1点入れば、というところにいるのは鳥栖戦を見ても、ルヴァンの広島戦を見ても間違いないと感じています。”チーム状態が悪くて勝てない”じゃなくて、(勝負には)運もあるし対戦相手も必死に勝とうとする。まだ何試合かやっただけだし、そんな悪い状態には見えない。甲府と新潟はお互いに『絶対に勝たないといけない相手』、僕が新潟の監督をしているときもそう思っていたし、柏やG大阪が甲府とやるときとは立ち位置が違う。G大阪が甲府とやるときは『負けなんてありえない』という勢いで来ると思う。甲府と新潟はお互いが残留するため、負けられない者同士という意識が強くて、その戦いにまず勝つというかプレッシャーをしっかりと受け止めることが入り口になると思います。新潟はブラジル人のいいストライカーがいて、サイドには山崎(亮平)がいるなどアタッカー陣が強力なんですよ。変な例えかもしれないけど、監督が何も言わなければ新潟は走るチーム、僕らは守るというか静のイメージ。守備を大切にしているチーム同士とはいえ、アグレッシブさの違いはあると思います」

――甲府は公式戦5試合負けなしで好調というイメージですが…

「僕らは良さげでも、まだ8ポイントしか取れていない。選手はいい仕事をして頑張ってくれているけどポイントはまだ少なくて、もう少し取りたかったし、取れたなぁと思う。自分たちが良くて新潟が悪いという受け止め方を自分たちでしてしまえば飲み込まれる。新潟は相当に走ってくる。よりフラットに、J1に残る戦いをするライバルの一つというスタンスをなくさないようにしたい。新潟は走るベースがあるチームなので、次はファイトしてくると思う。そこで怯むと――矢野貴章らパワフルな選手がいるのでセットプレーが増えるのは嫌だし――そういう戦いになるんじゃないかと…。甲府の選手がやってくれることはここ何か月間で信頼はある。あとは闘いに勝てるようにコンディションを含めてしっかり準備する。新潟のスピード感に巻き込まれないようにしないといけない。お互いにギリギリに慣れているチームなんでね」
(構成/松尾潤)
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