「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「自分のプレーにイライラしている」(中澤)・「次は11対11で戦える。90分ある」(小林)・「高い代償だった」(中町) [柏戦後コメント] -1,394文字-

【試合を終えて】
樋口 靖洋 監督

「90分を終えて1-2という結果は残念だけど、我々には可能性が残されている。ビハインドをひっくり返せると信じてやるしかない。いい準備をして、次の試合を2点差以上で勝ちたい。今日の交代はすべてけがです。3枚目の交代のときは、兵藤に代えて藤田がもう用意していた。でもその状況で栗原が退場になって、1-2ならまだ我々にチャンスがある。その中でファビオの高さを生かしてセットプレーで2点目を狙うプランだった」

DF 4 栗原 勇蔵

「(1枚目の警告について)やっていい行為ではないので、態度に出してしまったことは反省しないといけない。もちろん自分が悪いけど、レフェリーもコミュニケーションを取れていればああいうことはなかったと思う。でも、結果的に自分の意味のないイエローカードでみんなに迷惑をかけてしまった。(2枚目の警告について)出足が悪かったし、相手にいい感じでボールを運ばれた。ちょっとズレてくれればインターセプトできそうだったけど、うまくやられた。あれは間違いなくイエローカード(苦笑)。あとは仲間に託すしかない。去年は第1戦を0-4で負けたけど、今年のほうが可能性はあると思う」

MF 7 兵藤 慎剛

「相手は90分間、シンプルに前にボールを入れてくるサッカーで、なかなかこちらの思うようにさせてくれなかった。負けてしまったけど、まだ終わっていない。去年はアウェイで0-4で負けたけど、ホームで2-0で勝てた。今日はけが人も出てしまって大変だけど、下を向いているヒマはない。相手はリードしているのでリスクを冒さずやってくると思うけど、1点取ればバタバタするはず」

DF 22 中澤 佑二

「先に1失点したことでチームがバタバタしてしまった。自分のプレーにイライラしている。ボールが来た瞬間にまずいなと思って、どういう選択肢があるか考えた。でも選択肢がなかったことが問題。同じ過ちを繰り返さないことが一番だと思うので、これの失敗を糧に次の試合以降を戦いたい。自分のせいで(栗原)勇蔵も退場になってしまった。あの失点で全体のバランスが前がかりになって、ああいうプレーが生まれたと思う」

 

 

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MF 8 中町 公祐

「ゴールを決めたときに右足のすねを痛めた。高い代償だった(笑)。自分から交代を願い出るタイプではないので、交代はベンチ判断。でも正解だったと思う。ゴールについては、相手の嫌なところはあそこ。そこにいいボールが来た。去年は0-4で負けてから第2戦で勝てた。けが人が多くていい状態ではないけど、逆にフレッシュな力が試される機会になると思う。自分も早くけがを治して試合に間に合うようにしたい」

DF 13 小林 祐三

「アシストできたけど、前半のチャンスはシュート練習よりも簡単なシュートだった。悔しい。アシストは、蹴るところはあそこしかなかった。蹴った瞬間にいいボールが行ったと思った。珍しくいいボールだった。2-1の状況で一人退場して、そこから3点目、4点目を取られたら終わってしまう。だからあまり前がかりになり過ぎないように話していた。ホームだし、負けるのは悔しいから、点を取りたい。でも相手はそういう気持ちを逆手にとるのがうまいチームと監督だから。個人的には今日はすごく我慢した。次の試合は11対11で戦えるわけだから。90分あるし、11対11の状況で焦らず戦いたい」

 

 

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