2015年10月03日 19時10分　
カテゴリ： 採点＆短評

【採点＆短評】
※5が最高で1が最低。採点は0.5刻み。

GK 21 飯倉 大樹「3.5」

失点場面はハモン・ロペスの鋭いクロスが一枚上手だったが、その後の同じような場面では的確な予測でパンチングに成功した。

DF 13 小林 祐三「5」

前方の天野純をうまくコントロールし、対人守備は実に頑強。危険な場面に遭遇しても持ち前の走力を生かして守り切った。そしてボールを預けてから信じてスペースへ走ったことがゴールの呼び水となった。

DF 22 中澤 佑二「3」

完全フリーのヘディングシュートを外してピッチに倒れ込む。後半はタッチライン際でハモン・ロペスに一瞬だけマークを外されて失点につながるクロスを許した。彼の日ではなかった。

DF 5 ファビオ「3.5」

押し込んだ状態では相手陣内に入って前への的確な潰しを見せた。ただし失点場面はボールウォッチャー気味になったか。

DF 23 下平 匠「3」

前半の終わりに上がってきた菅井直樹に裏を取られてピンチを招く。背走する体勢でのヨーイドンは最も不得手とするプレーだ。

MF 28 喜田 拓也「3.5」

プレッシャーに迫る相手の裏を取り、攻撃方向を変える巧みなトラップは試合ごとに精度を高めている。

MF 6 三門 雄大「4」

思い切ったロングシュートがゴールを生む。相手GKが六反勇治でなければ違う選択肢になっていたかもしれない。

MF 29 天野 純「3.5」

いいタイミングで右サイドから中へ入り、パス交換から味方のシュートシーンを演出。プレッシャーに慌てることなく堂々とプレー。

MF 10 中村 俊輔「4.5」

テーマであるポジショニングは全体的に低かった。それでも圧倒的なボールフィーリングで直接FKを決め、さらにアシストと決定機演出に絡むのだから、さすがと言うほかない。

MF 39 アデミウソン「4」

相手DFにとっては思わぬタイミングと体勢でターンされるのだからたまったものではない。ただしパスではなくドリブルとシュートに偏りがちなのは気になる。

FW 16 伊藤 翔「3.5」

背負った状態で奪われる場面もあったが、守備への切り替えの早さは秀逸。アデミウソンとはほんの少しだけ呼吸が合わなかった。

FW 9 矢島 卓郎「3」

屈強なフィジカルを生かしたポストプレーはまずまずの精度。しかしシュートシーンに巡り合うことはなかった。

MF 7 兵藤 慎剛「－」

中盤の強度を上げるために途中出場した。やや押し込まれる時間帯で守備機会が多かったが、経験を生かして堅実なプレーを披露。

DF 4 栗原 勇蔵「－」

逃げ切り策の常とう手段になりつつある。システムや戦術はあまり関係ない役割で、複雑な心境ながら与えられた役割を黙々とこなした。

監督　エリク・モンバエルツ「3.5」

全体的に個の能力で上回った印象は拭いされない。それでもしっかり勝ち点3を上積みしたことは評価すべき。

※本試合はコメントはありません