「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「学くんとは違う自分の色を出したい」(遠藤)・「ポイントになるのは1トップの興梠への対応」(中町) 他 [浦和戦前コメント]

 

 

【試合に向けて】

エリク モンバエルツ 監督

「(齋藤)学は、浦和戦は無理だと思う。彼のこれからの様子を見ていかなければいけない。(富樫)敬真はいまアドバンテージを持っている。ここ最近ゴールを決めて、決定的な仕事をしている。でも(伊藤)翔もチームのために努力している。ガンバ戦では翔が途中から入り、ナビスコカップでは敬真が約60分プレーして得点した。いくつかの選択肢があるのはいいこと。自分たちにはチームモデルがある。俊輔とペアになる役割はみんなわかっている。誰が出ても守備はしなければいけない。

(浦和戦について)Jのトップクラブと対戦できるのは喜び。ポジティブなこと。彼らはACLに出ているクラブで、我々にとってはチャレンジ。そういう意味で楽しみ。自分たちのクオリティを見せていく。ガンバ戦でいいパフォーマンスを出せた。ガンバと浦和は違ったクオリティを持っているが、昨年対戦した2回とも我々はいいプレーができた。1回目もたくさんチャンスを作り、2回目もいいゲームをして勝利した」

 

MF 10 中村 俊輔

「レッズは毎年上位にいるチーム。ペトロヴィッチ監督は浦和や広島のような戦術を確立させて、こちらとしてはやりづらい部分も多い。でもサッカーは結局のところ1対1で負けないことが重要なので、良いアングルで戦えるようなプレーをしたい。これまで浦和に対してかなり高い確率でセットプレーと速攻で点を取ってきたと思う。今回も重要なポイントになる。あとはボールを回されているのと回させているのは違うので、守備の時の割り切りも必要になる」

 

MF 18 遠藤 渓太

「(齋藤)学くんとは違う自分の色を出したい。左サイドは自分がユースの頃にずっとやっていたポジションなので問題ない。学くんは時間を作るのが上手で、そういうプレーもやらないといけない。レッズは3バックでウイングバックもいるフォーメーション。まず守備をうまくやらないとずっとボールを回されてしまう。周りとコミュニケーションをとって守りたい。世代別代表に選ばれたのは初めて。でもマリノスにはすごい選手がたくさんいて、いつも一緒に練習している。それと同じプレーを出せば大丈夫だと思っている」

 

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MF 8 中町 公祐

「浦和はスタイルを持ったチーム。ウチは外国人を含めて新しい選手が入ってきた中で、浦和や広島のようなチームにどうやって戦うか。試合にならないとわからないことも多いので、そこはピッチ内でしっかり判断して伝達したい。ポイントになるのは1トップの興梠への対応。そこでウチのCBが苦しい状態になると、2シャドーが使うスペースが生まれる。ボランチとしては相手を見つつスペースを消したい。勝てば首位になるかもしれないというモチベーションがあるのは良いことだと思う」

 

DF 13 小林 祐三

「開幕戦の内容と結果から考えると、3連勝して4位につけているのはちょっと想像できなかったかもしれない。でもウチはしっかり守ることができるチームなので大崩れすることはない。レッズに対しても、自分としてはいいイメージを持っている。守備でコントロールできると思う。それは去年ホームで、4-0で勝ったからではなく、相手の戦い方をしっかり理解しているから。個人的には警告2枚で累積のリーチなので、気をつけながらプレーしたい」

 

FW 17 富樫 敬真

「レッズはすごいクラブなので燃えてくるものがある。常に上位に居続けるクラブでJリーグを盛り上げている。そのチームと対戦するのは楽しみでしかない。途中出場の場合、相手が疲れていて反応が遅くなることもあると思う。ポジティブにとらえたい。自分の特徴が浦和相手にどれだけ通用するかチャレンジしたい。毎試合必ずチャンスはくる。集中してゲームに入れば点を取れる。シュートが少ないことを指摘されるけど、そこに焦りはない。焦ってシュートが入らなかった意味がない」

 

 

 

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