『J番記者による大忘年会2017』~タグ祭り!~12/18渋谷で開催

「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「学の分まで暴れ回る」 …相部屋の盟友で、育成組織時代からの後輩であり、最高の仲間である齋藤について [プレーヤーズレポート(金井貢史)]

グラウンドに甲高い声が響き渡る。しばらく聞くことのできなかったその声は、懐かしさとともに心地よさを感じさせる。全体練習終了後は、左右からのクロスに合わせてゴールネットを豪快に揺らす。SBを主戦場としながらも、FW顔負けのシュートセンスを持つ男。ゴールが決まれば再び雄叫びを上げる。マリノスに、2017年の日常が戻ってきた。

声の主は金井貢史。9月23日に行われた第27節・ヴァンフォーレ甲府戦の前半に負傷し、離脱を余儀なくされた。左ハムストリング肉離れで全治6~8週間見込みと診断され、リハビリの日々がスタートした。チームがリーグ上位を争っている最中の無念の離脱に「去年も一番大事な時期にいなかった。それなのに今年もいなかった。申し訳ない気持ちしかないし、これでは選手として評価されない」と悔しさをにじませた。

 

在籍年数の長いベテラン選手が多数抜けた今季、チームのムードメーカー役を担ったのが金井だった。「どんな時でも声は出せるからね」と率先して言葉を発した。いや、発し続けた。目の前にいる選手、目の前で起きている事象、そのすべてに絡んで、チームに鳴り止むことのない“音”をもたらした。ポジティブな空気の原動力である。

2008年にユースからトップチームに昇格し、ルーキーイヤーから試合出場を重ねた。途中、自らの意志で移籍を決断して腕を磨いた。そして2016年から再びトリコロールのユニフォームに袖を通す。気がつけば、今年でプロ10年目を迎える。現在27歳だが、早生まれのため28歳の代となる。マリノスは自分よりも年下の選手が過半数を占めるチームになった。

 

 

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