赤鯱新報

【クラブニュース】森勇人がG大阪への移籍を発表。「やっぱり自分はトップ下。1年間、試合に出続けるための選択でした」

森勇人に素晴らしい選択肢が用意された。本日1月6日、名古屋は森のG大阪への移籍を発表。思わぬビッグクラブへの移籍決定には今オフに彼がその実力を証明したからこそだった。

実は森の移籍先決定には他にも様々な可能性があった。契約満了を告げられたのち、森は代理人と相談し、オファーを待ちつつ合同トライアウトにもエントリー。「一応エントリーしておいて」という当初は“保険”のような位置づけで、狙うは練習参加などで正式オファーを勝ち取ることだった。そこでまず11月27日から4日間、森は湘南の練習に参加し、その後は水戸へ。そして要請を受けて再び湘南へ向かい、その後トライアウトを受けた。

そして森はやってのけた。湘南、水戸での練習参加の手応えも抜群だったが、トライアウトもそれは同様で、結果的にはトライアウトに出たことで今回のオファーを勝ち取ってもいる。来季はJ1の強豪でのポジション争いに挑むことになるが、G大阪にはU-23チームという選択肢もあり、「1年間試合に出続けたい」という本人の希望も満たすことができる。名古屋の生え抜きで昇格までした逸材を取られるようで悔しいが、森の人生としては素晴らしいリスタートにできる可能性があるのは嬉しいことだ。

以下はそうした経緯について、森から聞いた談話である。感謝の気持ちなどは公式のリリースをご参照いただくとして、彼がいかに手応えをもってテストをクリアしてきたか、そして彼の本分がどこにあるのかを、最後のメッセージとして感じてほしい。

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