赤鯱新報

名古屋グランパスチーム統括部トップチームグループ・中村直志ミニインタビュー 「理想にこだわらず、グランパスが強くなることを第一に考えていきたい」

昨年11月のブラジル人選手3名の獲得発表と同時に明らかにされた中村直志のチーム統括部への“異動”。現役時代はパワフルでアグレッシブ、そして責任感あふれるプレースタイルでチームメイトの信頼を集めた男は、ホームタウン担当としての2年間を経て、よりピッチに近い場所へと帰ってきた。まだ明確な役割分担はされていないが、チーム統括部として選手の補強やサポートをしていく立場となったことで、その豊富な経験はより生きることにもなるだろう。

いよいよ新たな“仕事”が始まる。中村直志らしい率直で飾らない言葉は、心強く、説得力をもって響いた。

Q:今季からチーム統括部の所属となりましたが、まずどのようなお仕事をすることになるのでしょうか。
「そうですね、チーム統括部・トップチームグループという部署の所属となりまして、選手のスカウトだけにとどまらず、トップチームの活動に関わっていくことになります」

Q:ホームタウン担当としての活動も、恐らくはご自身の中でこれから、というところだったと思います。
「未練はもちろんありましたね。僕は豊田市の担当だったわけですが、いろいろな方々との人間関係もできてきたところではあったので。そういった面では寂しい部分もありましたね」

Q:振り返ってみて、ホームタウン担当としての期間を振り返ると?
「充実していました。今まで接することのなかった方々とのコミュニケーションや、行政の仕事というものも見ることができました。それは選手をやっていてはなかなか見ることができないものだと思うので、すごく勉強になりました」

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