赤鯱新報

【福岡vs名古屋】レビュー:自滅ではない自分たちの中の敗因。3連敗をきっかけに、名古屋は再出発のスタートラインに立った。

■2017明治安田生命J2リーグ第19節
6月17日(土)福岡 3-1 名古屋(14:02KICK OFF/レベスタ/13,281人)
得点者:14’シモビッチ(名古屋)71′ 石津大介(福岡)83′ 城後寿(福岡)90’+1 石津大介(福岡)
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首位を走る福岡は確かに強かった。しかし、それでも敗因は自分たちにあった試合だと言えるだろう。押谷祐樹が不用意なタックルで一発退場となったのは想定外の出来事で、目を向けるべきはあらゆる意味での状況判断における問題だ。一言でいえば彼らは生き馬の目を抜くピッチ上で、あまりにナイーブだった。相手より選手が1人少なくなることはサッカーでは十分にあり得る状況だ。だが、その状況で自分たちがどう振る舞うべきかという明確な判断基準が、発展途上の名古屋にはまだ備わっていなかった。

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