オフ明け、フルコート、計60分。“実戦形式”の中で指揮官は何を見定めたか。「選手たちがチームのやるべきことをできているかどうかを見ようとしたのではないでしょうか」(イム スンギョム)【8/29練習場レポート】
ウォーミングアップをする選手たちを見て、ふと思い出した。横浜FC戦の翌日の練習後、風間監督が通常練習の選手たちにこう言っていたことを。「来週はゲームをやるからな」。その時にはオフ明けからハーフコートゲームをやるのかな、ぐらいにしか思っていなかったが、そういえばこの指揮官は、普段あまりやらないフルコートゲームをこうしたタイミングでやるということを忘れていた。敗戦の後、そして5連勝を支えた佐藤寿人と田口泰士が同時にいないという事態を受け、チームは新たなバランスを探し当てなければいけない。そのために適した練習メニューとは、実際の試合と同じ条件でやることが一番だ。しかしそれにしても、15分×4本とはかなりの負荷ではあったのだが。
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