赤鯱新報

【名古屋vs群馬】レビュー:雨にも負けず、風にも負けず、ビハインドにも打ち勝った。清濁併せ吞んでの勝利を、今は前向きに“らしい勝利”と捉えるべき。

■2017明治安田生命J2リーグ第39節
10月29日(日)名古屋 4-2 群馬(16:03KICK OFF/7,393人/パロ瑞穂)
得点者:18’青木亮太(名古屋)50’舩津徹也(群馬)55’カン スイル(群馬)60’玉田圭司(名古屋)86’田口泰士(名古屋)90+1’青木亮太(名古屋)
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確かな進歩と変わらぬ危うさが同居する、見た目ほどの快勝とは言えない勝点3だった。しかし、勝つことが最優先の今はそれが手応えにも感じてくる。台風の影響で文字通り荒れた前半をリードし、逆転を許した後半も真っ向から群馬をねじ伏せた。最下位の相手にその展開ではと心配する声もあるかもしれないが、繰り返すように勝点3が今は最優先だ。長崎、福岡との自動昇格枠争いに脱落するわけにはいかない。そうした意味での力強さとチームの意地を感じた、価値ある勝利といえた。

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