石井紘人のFootball Referee Journal

【無料/審判紹介コラムvol.11】ゼロックス杯鹿島アントラーズ×浦和レッズ戦の木村博之主審とは?副審に名木利幸、唐紙学志、第四審判に池内明彦

2017年シーズンの基準を示す場であるFUJI XEROX SUPER CUPの主審を任されたのはプロフェッショナルレフェリー(日本サッカー協会と契約するプロの審判員)の木村博之主審(参考記事:PR合宿取材記)だ。2013年の東城穣(参考記事:論点はレアンドロ・ドミンゲスへのオレンジの判定)、2014年の佐藤隆治(参考記事:栗原のハンドリングはオレンジ色?)、2015年の山本雄大(参考記事:ミスだった平川へのオフサイドと遠藤のファウルの理由)、2016年の飯田淳平(参考記事:ミスだったハンドリングの適用)に続き“今季のJリーグのレフェリングの基準を示す場”は若手レフェリーに託された。そんな大事な試合を任された木村とはどのようなレフェリーなのか?

木村は、35歳と若いレフェリーではあるが、ボールへの意図をしっかりと見極めたタフなレフェリングが出来る(参考記事:審判批評)。UEFA(欧州サッカー連盟)が行う将来国際審判員として活躍を見込める若手審判員(30 歳程度まで)を集中的に研修させるプログラム『CORE ProgrameCORE)』にも2012年に参加(参考記事:木村主審の課題とは?)するなど様々な経験を積んだ。

今季の基準を示す試合というだけでも難しい試合なのだが、さらに鹿島アントラーズ×浦和レッズというビッグマッチでもある。木村が“強さ”をしっかりと出せるか(参考記事:木村取材記)?審判団にも注目の試合は、1335分キックオフである。

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