「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【レビュー】 J1 第17節 柏 vs 鹿島「上位対決に相応しい見応えのある攻防。しかし勝敗を分けたのは個人の力と最後の質の差」 -1736文字- (2017/07/03)

明治安田生命J1リーグ第17節

柏 2−3 鹿島

得点者:24分 大谷秀和(柏)、53分 金崎夢生(鹿島)、56分 永木亮太(鹿島)、62分 クリスティアーノ(柏)、72分 ペドロ ジュニオール(鹿島)

●スタメン

GK中村航輔、DF小池龍太、中谷進之介、中山雄太、輪湖直樹、MF大谷秀和、手塚康平、中川寛斗、FW武富孝介、クリスティアーノ、伊東純也

 

内容的には互角。いや、柏の方がほんの僅かだが上回っていたと思う。それでも結果が2−3となったのは、やはり鹿島との明確な差があったからだろう。

下平隆宏監督が「もうちょっと自分たちの時間というか、ボールをもっと持てるんじゃないか」と振り返っていたように、全体的に柏の時間を増やせそうで、主導権を握りそうで握りきれない。最終ラインでのビルドアップから右サイドへ展開して完璧に崩した24分のゴールシーンは本当に見事だった。

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