【レビュー】天皇杯3回戦川崎F4●1千葉@等々力-「惜しかったような、そうでもないような」(文・西部謙司)
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第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会 3回戦
川崎フロンターレ 4●1 ジェフユナイテッド市原・千葉
http://www.jefunited.co.jp/top/matches/2016/0922/result/
●惜しかったような、そうでもないような
小雨の等々力陸上競技場、めっきり秋らしくなってきましたね。スコアは1-4ですが、90分間では1-1だったんですよ。延長に入るまでは、ちょっと勝てそうな流れになっていただけに惜しかったような気がします。ですが、力関係で相手が上だったのは間違いないわけで。スコアもこんなだし。
「小さい差が大きかった」(千葉、長谷部茂利監督代行)
ボールの置き所、運び方、フィニッシュの精度など、クオリティーに違いがあったのは事実。ただ、それでも勝負になるのがサッカーです。千葉は整然と守り、時折カウンターからチャンスも作りました。いいゲームだったと思います。
●静かな前半
先発メンバーはかなり入れ替わりました。日曜日にリーグ戦が控えていますからね。GKに岡本昌弘、DFはセンターがイジュヨンと大久保裕樹のコンビ。サイドバック(SB)は右が北爪健吾、左に阿部翔平。ボランチは長澤和輝、佐藤勇人。右サイドに小池純輝、左に井出遥也。2トップは船山貴之と吉田眞紀人でスタートです。
吉田眞紀人 | 船山貴之 | |||||
井出遥也 | 小池純輝 | |||||
佐藤勇人 | 長澤和輝 | |||||
阿部翔平 | 大久保裕樹 | イジュヨン | 北爪健吾 | |||
岡本昌弘 |
静かな前半でした。川崎Fがボールを保持して、ずーっとパスを回します。千葉はハーフウエイラインぐらいから守備に入るので、手前は持たせています。ただ、持たせていたとはいえ全然奪えない。守備ブロック自体はそんなに崩されていませんが、とにかくずっとボールがない状態でした。
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