欧州リーグが開幕しました。スペインはまだですが、スーペル・コパは第1戦をやったので、だいたい開幕ということで。

●ネイマールがデビュー
まず今季最大の移籍となったネイマール。パリ・サンジェルマンの「10番」として第2節のギャンガン戦で登場しております。ネイマール、「メッシ」になりたかったんでしょうね。悲願のCL制覇のためにはメッシ級のスーパースターが必要だったパリSGと思惑が一致して移籍が実現したのでしょう。

バルサにいる限り、ネイマールは「メッシ」にはなれません。本物がいますから。プレースタイル的にも無理なんです。バルサは守備の時にCFのルイス・スアレスとメッシが前残りして「4-4-2」で守ります。ネイマールは相当引かなければならなかった。ワーキングウインガーとしてプレーの幅を広げたのは確かですが、この役割ではメッシと同じことはできません。

パリSGではバルサのメッシと同じ役割です。左のインテリオールのところを起点に自由に動いて仕掛けからフィニッシュまでを引き受ける。背番号どおりの10番の役割ですね。ちなみにパリSGで「ネイマール」をやっているのは右ウイングのディ・マリアです。

デビューのギャンガン戦は1ゴール1アシストと存在感十分でしたが、けっこうミスも多かった。チームとしてはネイマールをもり立てる気、満々みたいなので、あとは本人次第です。ブラジル代表も役割的には同じなので、クラブと違いがないのもネイマールにとってはプラスなのかもしれません。

●スーペル・コパ、レアルが先勝
リーガ開幕に先駆けて行われたスーペル・コパの第1戦がバルセロナのホーム（カンプ・ノウ）でキックオフ、アウェイのレアル・マドリーが3-1で勝ちました。

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