[スペイン指導者講習会]ヘスス カンデラス「頭を使った、複合的な要素を持たせるトレーニング」(2013/7/16)
参加者とともに写真に収まるカンデラス。講習会終了後の参加者の顔には充実感が見えた。
7月11日から始まっている「LNSF(リーガナシオナルフットボールサラ)指導者講習会2013」。3日目となる今回は午前から夕方にかけて2部に分けた、「ディフェンス」がテーマの講習会がFFC東川口で行われた。午前の部に続き、昼の部はトレーニングの実践がほとんど。カンデラスの用意した、複雑なトレーニングに参加者は頭を使い、コミュニケーションを取りながら、汗を流した。
まとめ◆デジタルピヴォ!藤里純
まずは数的不利な状況での練習
午前からの続きということもあり、早速トレーニングの実践に入った。午後に用意されたトレーニングは4種類。まずは、攻撃が3人、守備が2人の数的不利の状況の練習。ここでの目的は、まず前に押し上げられるのを止める、遅らせるということだ。まず、5人を1チームにし、コートを半分に分け、どちらのサイドにも3人と2人に分ける。片方のサイドの3人のチームがゴレイロからボールを受け、攻撃を始める。ただし、ハーフラインを超えるのはドリブルだけという制限を設ける。こうすることで、ボールがハーフラインを越えたときには、3対3の状況が出来上がる。3人で守る場合はもちろん三角形を意識することを、カンデラスは常にいっていた。ゴールが決まったり、ボールを奪うとその場で攻守が交代する試合に近い形で行われ、時間は3分が1セットとなっていた。
確実に相手を仕留めるポジショニング
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