デジタルピヴォ! プラス

[Fリーグ第14節総括]3つのグループでの順位争いが白熱。前期を制するのはどのチームか!? (2013/9/17)

9:17_スズ復活
スズこと鈴村の復帰は神戸だけではなく、Fリーグ全体の明るい話題だ。神戸はこれを機に上昇気流に乗れるか。デウソン神戸は昨年12月に、チーム公式サイトに「鈴村拓也 復帰への道」と題した特設ベージを設け鈴村を支えてきた。あれからおよそ9カ月、鈴村がついにFの舞台に帰ってくる(写真はホームページのスクリーンショット)。

 

「Fリーグ2013/2014 powered by ウイダーinゼリー」は北海道でのセントラル2試合(第13、14節)を終え、前期も残り4試合となった。今シーズンから導入された前後期制。全チームの目標でもあるプレーオフには前期の順位によるポイントは、後期につながる大事な要素だ。残り4試合、各チームはどこに目標を置いて戦いを進めるのだろうか。
14試合を消化した時点で、成績表を確認するとアグレミーナ浜松を除く9チームが3つのグループに分かれてきているのが分かる。残り4試合となった時点で、各チームこのグループの中でプレーオフに向けて1ポイントでも多く獲得する戦いとなっていくだろう。

※Fリーグ2013 powered by ウイダーinゼリー Charge→Go プレーオフ 概要/前期、後期がそれぞれ終了した時点の順位に応じてポイント化する。プレーオフにはポイント合計数上位4クラブが出場する。詳細は後日発表予定。

 

まとめ◆デジタルピヴォ! 藤里純

 

・白熱する優勝争い 大阪が勝ち点2差で名古屋に肉薄

 

まず、前期の優勝争いとなるトップグループは2チームに絞られた。名古屋オーシャンズとシュライカー大阪である。両者の勝ち点は2ポイント差、第17節でまだ直接対決が残っていることを考えると、最後まで白熱した優勝争いとなることは間違いないだろう。シュライカー大阪はここに来て持ち前の守備力とともにエース・ヴィニシウスのコンディションも上がってきた。佐藤のスペイン移籍で戦力ダウンは否めないが、14節の浜松戦でゴールを決めた片山ら新しい力にも期待がかかる。オーシャンアリーナカップでは、初めて決勝進出を逃しての3位と悔しい思いをしただけに、前期優勝へのモチベーションは高いだろう。

 
名古屋にとって痛い川原の負傷離脱

 

一方の名古屋オーシャンズは、ここに来てやや足踏み状態が続いている。大きな要因のひとつはアジアクラブ選手権準決勝での正ゴレイロ川原の「右けい骨骨折」による離脱だ。川原のいない名古屋はその後、リーグ再開初戦の12節・大分戦で2点リードからの逆転負けを喫し、国内公式戦の無敗記録が52でストップしてしまった。さらに北海道セントラル2試合も、浦安との戦いは接戦を制したものの、第1クールでも引き分けた町田に残り1秒で追いつかれてのドロー。序盤の独走ムードにやや陰りが出てきた。

(残り 2626文字/全文: 3790文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ