小松竜一のフットサル戦術講座 vol.5「3:1システムの攻撃 (3)ディアゴナル」(2014/1/17)
<図1>赤3がディアゴナルでシュートに行けるように赤1がスペースを空ける。
ディアゴナルは「対角線」という意味のポルトガル語。フットサルでは対角線上の動きを表す言葉として使われる。相手守備陣がボールサイドのピヴォへのパスコースを切ってくる場合や、逆アラの絞りが甘いときに効果的な動きである。しかしながら、ディアゴナルの動きに対して守備側がマンツーマンでマークしてくるか、ゾーンで受け渡してくるかなどによって動き直しが必要だったり、前回のパラレラよりも相手守備陣の出方に応じた適切な状況判断が攻撃側には求められる。
ディアゴナルのポイント
<図1>のように、まずは赤1が、赤3がディアゴナルでシュートに行けるようにスペースを空ける。
◎ボール保持者の赤3はできるだけマーカーの青3を引き付けてから赤4にパスを出す。ここでもし赤4から赤1へのピヴォ当てができるようなら簡単に赤1にパスを入れる。
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