[3on3天下一武道会]フットボールカルチャーの祭典! Habilidosoが初制覇! (2014/4/20)
決勝でCRAQUESを破り初の栄冠を手にしたHabilidoso。シニーニャを中心に常に1人がゴール前を固め石黒とYodaの2人がアタックにいく戦い方が効を奏した。
フットサルは元来、相手よりも1つでも多くのゴールを奪うことを目的とした競技であるが、観客を己の持つ足技のスキルで徹底的に魅了することに重きを置いた大会が存在する。それが「天下一武道会」だ。今年で6年目となる天下一武道会が19日、横浜にあるベイサイドヨコハマで開催された。
この大会の最大の特徴は3on3ということ。ピッチの大きさは11m×10m、ゴールサイズは1m×90cmと極めて小さい。四方は壁で囲まれており、これ利用したプレーをすることも可能だ。さらに通常のゴールが1点であることに加え、相手の股を「美しく」抜いて自分のボールすると2点を奪うことができる(成否の判定はジャッジと観客の声)。例年、Fリーグの選手も多く参加するこの大会。今大会も田中智貴(浦安を今シーズンで退団)を初め、多くの馴染みのある選手たちによる「ショーケース」が行われた。
文◆デジタルピヴォ! 藤里 写真◆デジタルピヴォ! 山下
まず大会は午前11時からの一般エントリー8チームによる予選からスタート。このうち上位2チームが本戦の決勝トーナメントへストレートで通過する。一般予選は少ない時間の中、股抜きをする場面なども見られ、朝早くから会場に詰めかけた観客からは歓声が起こっていた。そして、午後からはいよいよ本戦が開始。参加チームとしてエントリーされた8チームが2つのグループに分かれ、総当たりで戦い、各グループ1チームのみが脱落する。予選リーグで観客が最初に盛り上がったのは第4試合。大会の常連であり、まさに「魅せるチーム」の象徴でもあるTEAM LUZとPredetor’97の戦いだ。Predetor’97は昨シーズンまでバルドラール浦安で監督を務めた岡山洋介、さらに同じく浦安の岩本、中島などで構成されるチームだ。この対戦で実現した田中智基vs岡山洋介のマッチアップは、岡山が腰を低く落とすディフェンスで徹底抗戦。これにはさすがのTEAM LUZも得点を奪うことが出来ず、1-0でPredetor’97が勝利した。
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