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小松竜一のフットサル戦術講座 vol.11 3:1システムに対する守備(3)パラレラ、ディアゴナル、ワンツーに対して(2014/6/11)

image図1。

 

前回までに、ピヴォ当てに対する守備を紹介したが、今回はフィクソから始まる2人の関係の崩しの代表的な動きである、パラレラ、ディアゴナル、ワンツーに対する守備について考えたい。

 

image図2。

 

(1)パラレラに対して

▼マンツーとゾーンの使い分け

オーソドックスな守り方として、ボール保持者の相手フィクソがパスして前に抜けてくる場合、そのマーカーの前を通って抜けてくる場合はマンツーマンで付いて行き、マーカーの背中側、後ろを通って抜けてくる場合はマークを受け渡すという方法がある。
具体的な図を用いて説明すると、図1の基本の形から、図2のように赤3がパラレラで前に抜けるときに、青3の前を通る場合にもしマークを受け渡すと、受け取る側の青1もしくは青2のどちらからも赤3まで遠く、一瞬のすきを突かれてシュートまで持って行かれる可能性が高い。

 

image図3。

 

image図4。

(残り 2058文字/全文: 2455文字)

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