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[Fリーグ第3節]町田がホームで名古屋に大勝! 「今の名古屋に勝つためのベストゲームができた」と滝田(2014/7/7)

imageイゴールからのスローを頭で合わせた金山。記録はオウンゴールとなった。

 

Fリーグ2014/2015 powered by inゼリー 第3節
ペスカドーラ町田 6-2 名古屋オーシャンズ
2014年7月6日(日) 17:00Kickoff 観客数:2,056人

[得点経過]
1-0 2分02秒 町田 11 永島俊
2-0 7分41秒 町田 16 篠崎隆樹
2-1 13分59秒 名古屋 9 森岡薫
3-1 22分22秒 町田 9 横江怜
4-1 34分24秒 町田 9 横江怜
4-2 36分10秒 名古屋 12 前鈍内マティアス エルナン
5-2 36分32秒 町田 オウンゴール
6-2 38分37秒 町田 18 藤井健太

 

ホームで強いって、すばらしい! 昨季ホーム最終戦でサポーターと一緒に大盛り上がりの中で神戸相手に感動の勝利を挙げたペスカドーラ町田が、今度は今季ホーム開幕戦で、名古屋オーシャンズ相手に大勝。2,000人を越える観客で埋まった会場を沸かせた。熱い戦いをフリーランサー本田が報告する。

写真・文◆本田好伸

 

▼2-2ではなく3-1にできた町田

町田が、2,056人が訪れたホーム開幕戦で名古屋を撃破。サポーターの大歓声の後押しを受けて6-2と点差を広げ、町田が今シーズン初勝利を飾ったこの試合、7連覇中の名古屋を攻略するための、1つの答えが示されたといえる。

端的に述べると、それは「残り10分をできるだけ点差をつけた状態で迎えられるか」ということ。至極当然のことであり、「それが簡単にできれば苦労しない」と、罵声が飛んできそうな答えだが……。しかしこの日の町田はそこに至るまでに理想的なゲーム運びを披露し、残り10分を3-1とリードした状態で迎え、名古屋崩しに王手をかけていた。

町田にとって、この試合の理想的なプランとは、堅守速攻で確実にゴールを重ねることだった。その1つである「堅守」は早くも、彼らの代名詞となり始めている。試合は序盤から名古屋が押し込み、いつゴールが生まれてもおかしくはない状況だったが、今シーズンから岡山孝介コーチが就任し、レベルアップが図られた守備システムをフル稼働させ、最後は“スーパーゴレイロ”イゴールのビッグセーブの力も借りながら、ゴールに鍵をかけた。選手が徹底した守備意識を持ち、集中力を切らさずに守ることを体現してみせたのだ。

(残り 2755文字/全文: 3707文字)

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