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デフフットサル日本代表・船越弘幸「10代の仲間に走り負けず、自分の持ち味出せないとダメだ」(2014/7/10)

image京都府リーグのGATT2008で未成年の原田チルドレン3人と1stセットを組んでいる。

 

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現在のデフフットサル女子日本代表。

 

▼アジア予選がない女子代表

2015年タイで開催されるデフフットサルワールドカップのアジア予選がイランのテヘランで行われるのですが、それも来月(8月28日開幕)と時間は迫ってきています。

女子代表はそもそもアジア予選がない(アジアでの女子代表は現時点で日本しかない)ので予選免除でそのままデフワールドカップ参戦確定です。
自身も2011年のスウェーデンでのデフフットサルワールドカップの女子日本代表監督務めていたんですが、アジア予選がないまま自動的にワールドカップに出れるというのは、ワールドカップ予選を勝ち抜く「厳しさ・難しさ」を理解してないし、ヨーロッパや他国のように限られた出場枠を懸けて予選を戦い抜くうえで研ぎ澄まされてくる精神的な部分と肉体的な部分が全く強くない状態での参戦になるし、その一番危惧してた部分がワールドカップ本戦で露呈されてしまいました。

 

image女子日本代表監督だったときの2011年スウェーデンデフW杯。

 

個人的にこれまでデフサッカー、デフフットサルの日本代表として経験・実感したことですが、ワールドカップを戦うことよりアジア予選を戦うことのほうがすごくタフで難しいです。
だから女子日本代表もそのワールドカップ予選の「厳しさ・難しさ」を実感すべく、来年のワールドカップまでの間に1回くらいは欧州大会や南アメリカ大会に特別枠として参戦し、何かを実感し、危機感とカルチャーショックという収穫を手土産に帰ってくるべきだと思う。
それだけでも全然違ってくるはずです。
でも協会をとりまく環境や選手個々の都合などもあるので今は非現実的ですが、将来的にはそれが実現できるように、そしてほかにも課題は山積みですが今関わってる自分たちで変えていかねばなりません。

4月初旬にデフフットサル日本代表合宿を実施して以来、まだ合宿は実施されておりません。
7月3連休(19~21日)に実施予定でしたが、デフサッカー日本代表合宿とかぶったため、8月9、10日に延期になり、これが事実上最終合宿となります。
不安はないといったらうそになりますが・・・アジア大会エントリーメンバーから何人かが会社の派遣が認められなかったり、自己都合で辞退してるので新たにメンバー組み変わってしまい、連携に不安があるのでせめてあと1、2回は自分たちで自主合宿設けてチームとして少しでも連携等高めていったり、しっかりコミュニケーションとって準備していきたいと思っております。

アジア予選を目前に代表メンバー各人自分の所属チームや自主トレーニングで個を磨いてると思います。

 

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imageビーチサッカー練習風景。

 

▼バランス上、ビーチは練習参加のみ

そんな中自分は今シーズンから自分が所属する京都府社会人フットサルリーグの

「Gatt2008」

と大阪府社会人サッカーリーグの

「テクノネット大阪」

で活動しながら、新たに関西ビーチサッカーリーグの

「DORSAL.M.FC/ASHIYA」

にも所属させてもらっています。

DORSAL.M.FC/ASHIYAのオフィシャルサイト
http://dorsal-mfc.com/index.html

imageDORSAL.M.FC/ASHIYAの横断幕。

 

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