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[Fリーグ第8節]府中アスレティックFC・谷本俊介監督「ようやく強い府中が帰ってきた」(2014/8/14)

image今季初勝利をホームで挙げた府中の谷本監督。「勝ってないチームを応援してくれたファンのみなさんに感謝します」と語った。

 

Fリーグ2014/2015 powered by inゼリー 第8節
府中アスレティックFC 5-1 シュライカー大阪
2014年8月10日(日)17:00Kickoff 府中市立総合体育館 観客数:1,104人

[得点経過]
1-0 1分00秒 府中アスレティックFC 23 ソロカーバ
2-0 21分03秒 府中アスレティックFC 12 小山剛史
3-0 21分43秒 府中アスレティックFC 23 ソロカーバ
4-0 28分23秒 府中アスレティックFC 8 上福元俊哉
5-0 30分43秒 府中アスレティックFC 28 田村研人
5-1 34分42秒 シュライカー大阪 10 ヴィニシウス

 

▼フットサルの魅力が詰まった試合

府中が8試合目にして今季初勝利をあげ、そのことが派手に伝えられた試合だった。しかし、実際にはフットサルの魅力がぎっしり詰まった見応えのある試合だった。試合後の記者会見で谷本監督は、「大阪のディフェンス、前からの積極的なプレスをいかに回避するか、逆に大阪の連動した攻撃でのパスワークに対して、どう引かずに前線からアグレッシブにボールを奪いにいくか」の戦いだったといった。それは戦術対戦術、駆け引き対駆け引きの激突であり、その対決に勝った要因をキャプテンの皆本は「ただ守るだけではなくてボールを奪いにいくディフェンスができ、奪って勝負にいったから」と胸を張った。監督とキャプテンの勝利の言葉を聞こう。

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

 

■記者会見
(試合を振り返って)
▼選手のプレーの質が勝敗を分けた

谷本監督 ようやく強い府中が帰ってきました。ここからが我々の逆襲だと思ってるので、次の試合以降、今日のようなアグレッシブな戦いを見せて勝ち点3を積み上げていきたいと思っています。試合内容についてはこの1週間取り組んだ大阪に対する対策と自分たちが目指すフットサル、その両方ができたからこそこういった勝ちにつながったのかなと。大阪さんのディフェンス、前からの積極的なプレスをいかに回避するか、逆に大阪さんの連動した攻撃でのパスワークに対して、どう引かずに前線からアグレッシブにボールを奪いにいくかというふうなところの戦いで、結果、うちのほうに分があり、最終的にピヴォをうまく使ったところと、前線での守備で奪ってカウンターというのが点に結びついたのかなと思っています。当然、相手がその質を上まわってくれば大阪さんが勝っていたかも知れませんが、今日はお互いの選手のプレーの質が勝敗を分けたのかなと思っています。ただ、勝ちはしましたが当然いつものように課題はまだまだあると思っていて、特に自分たちが守備でゲームをつくるときはいいゲームができるんですが、なかなか攻撃の時間を増やしていけない。うちの選手はピヴォで起点になれるので、そこでタメをつくってしっかりと納めてくれるので、まだいいですが、そうでない時間帯で、後ろの3枚でしっかりとボールを回してビルドアップしていく形もなければロングボール一辺倒になってしまってはいけないので。厚みのある攻撃ができるように取り組んでいきたいと思います。

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