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[Fリーグ第16節]エスポラーダ北海道・鶴岡広之「自分でいうのもなんですが、成長したなと感じられる試合でした」(2014/10/8)

image関口の不在を見事にカバーした鶴岡(写真右)。関口の「ピンチヒッター」ではなく「ライバル」としてチーム内に刺激を与えている。

 

Fリーグ2014/2015 powered by inゼリー 第16節
エスポラーダ北海道 4-2 湘南ベルマーレ
2014年10月5日(日) 北海きたえーる 観客数2,866人

[得点経過]
0-1 4分03秒 湘南 オウンゴール
1-1 5分36秒 北海道 24 室田祐希
2-1 11分56秒 北海道 18 本田拓磨
3-1 13分09秒 北海道 3 吉田順省
3-2 19分45秒 湘南 21 浦上浩正
4-2 37分03秒 北海道 24 室田祐希

 

▼昨シーズンのリベンジを果たす

北海道の“絶対的守護神”関口が日本代表チームの遠征に召集され、この日は不在。チームにとって不動の存在である関口に代わってゴールマウスに立った鶴岡は、昨シーズンからチームに加入した、サテライトからの昇格組だ。年下の関口の影に隠れるように、今シーズンの先発は今節が初。昨シーズン先発した2試合も、今回と同様に関口が代表召集されたためだった。鶴岡が初めてFのピッチに立った昨シーズンの第4節、湘南をホームに迎えた試合は、開始26秒で先制を許すなど3-8の大敗だった。屈辱的なデビュー戦から1年を経て再び同じ境遇の中で迎えた相手は、奇しくも同じ湘南。関口と切磋琢磨し、今シーズンからチームに加わったOBの伊藤GKコーチの下でレベルアップを果たした鶴岡は、昨年とは見違えるような活躍を見せ今度は勝利に貢献。見事雪辱を果たした。ベンチを温める日々が続いた鶴岡に、今の思いを聞いてみた。

まとめ◆Pivo!北海道特派員T

 

▼次こそはやってやると思っていた

Pivo! 昨シーズンの初出場から、いろいろな思いがあっての今日のゲームだったと思いますが?

鶴岡 そうですね、去年は奇しくも同じ相手だったんですが、本当に不甲斐ない試合をしてしまって、チームのみんなにもサポーターのみなさんにも申し訳ない気持ちでいっぱいだったので、次こそはやってやろうと思ってました。そのときの気持ちがあったから今日を迎えることができたので、よかったと思います。

Pivo! これまでにすごいトレーニングをしたと聞いていますが。

鶴岡 伊藤コーチが入って、正直本当につらい練習だったんですけど、自分もまだまだだったので、つらい練習も一生懸命耐えました。今日その練習の成果が出たんじゃないかと思います。

Pivo! 体が引き締まった感じになりましたね。

鶴岡 一年目は太り過ぎていたかもしれません(笑)。監督からも「もうちょっと絞れ」といわれていて。絞ることができたんでよかったと思います。

Pivo! 体重も落ちましたよね?

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