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[Fリーグ第13節]府中アスレティックFC・完山徹一「第2クールで1位を狙いたい」(2015/7/17)

1_神戸のアタックを跳ね返す完山存在感を発揮した府中のベテラン完山。試合後に今後の躍進を力強く宣言した。

 

SuperSports XEBIO Fリーグ2015/2016  第13節
府中アスレティックFC 2-1 デウソン神戸
2015年7月10日(金) 府中市立総合体育館 観客数:1,069人

[得点経過]
0-1 01分01秒 神戸 5 森洸
1-1 37分43秒 府中 25 完山徹一
2-1 39分03秒 府中 25 完山徹一

 

同点弾と逆転弾の大当たり!

ベテランの完山徹一(35歳)が同点弾と逆転弾を決めて文字どおり勝利に貢献した。完山といえば名古屋オーシャンズ在籍時代にフィクソでありながらハットトリックを決めているし、つい最近では11節のバサジィ大分戦で先制点と追加点を決めるなど、ここぞというところでの固め撃ちが得意な選手だが、さすがに「終盤にポンポンと」同点弾と逆転弾を決めたことは長いキャリアの中でも「記憶にない」という。今季の府中はホームでここまで2勝2敗。その2敗がいずれも完封負けだけに悪いムードを払拭する勝利でもあった。この勝利を今後の弾みにしたいという完山は「第2クール1位を狙いたい」と威勢のいいコメントを吐いたのだった。

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

 

2_PPから同点ゴールパワープレーに入って35秒後、ゴレイロ小山(写真左端)からファーに折り返しのパスが入り、完山(同右端)が左足ダイレクトで同点ゴールを決めた。

 

3_逆転ゴールの瞬間同点ゴールから80秒後に逆転ゴールが決まる。皆本のショートカウンターから左の渡邉を経由して右サイドにパスが入り、またも完山が左足ダイレクトシュート。(写真左手前の女性の左肩付近の)渡邉は「自分で撃ちたかった、でもチームのためにパスした」と複雑な心境をのぞかせた。

 

4_サポーターの歓喜の輪の中に逆転ゴールを決めた後、サポーターの歓喜の輪の中に走り込む完山。場内の興奮がいつまでも続いた。

 

5_攻で貢献した完山が守の田中と「攻」の貢献者が完山なら「守」の貢献者は1失点にしのいだゴレイロ田中。2人は試合終了後にハイタッチをかわしお互いの健闘をたたえあった。

 

剛史のパスがよかった

Pivo! 逆転勝利、おめでとうございます。

完山 ありがとうございます。

Pivo! 1点目の同点ゴールはパワープレーから。小山が左サイドの一番深いところからファーへ折り返し、これをキミがダイレクトシュート。あれは来ると信じていた。

完山 あ、もちろん。(小山)剛史のパス、よかったですね。最高でした。あそこしかないところを通してくれたんで。左足ダイレクトで決めるだけでしたね。パスがすごかったです。それに形どおりだったんで。

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