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[Fリーグ2016/2017第25節]シュライカー大阪・加藤未渚実選手「優勝することでチームも僕も変わること。上のステップに行けると期待しています」(2016/12/24)


写真は加藤選手のゴール後、アシストをした小曽戸選手を指さしたシーン

 

SuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017 第25節
バルドラール浦安 5-6 シュライカー大阪
2016年12月17日(土) 浦安市総合体育館 観客数:1,113人
[得点経過]
1-0 01分36秒  浦安 27  チュス
2-0 10分29秒  浦安 33  ケニー
3-0 12分47秒  浦安 5  小宮山友祐
3-1 23分18秒  大阪 5  アルトゥ―ル
3-2 28分15秒  大阪 12  小曽戸允哉
3-3 29分49秒  大阪 5  アルトゥ―ル
3-4 32分23秒  大阪 11  チアゴ
3-5 32分53秒  大阪 26  加藤未渚実
3-6 36分44秒  大阪 11  チアゴ
4-6 38分00秒  浦安  20  野村啓介
5-6 39分41秒  浦安  8   加藤竜馬

前節の試合後、シュライカー大阪の木暮監督は記者会見にて、加藤選手不在の状況を”彼が居ればというのはゼロではないです”という言葉で表現した。「加藤のオプションというのは、利き足であったり、1対1を仕掛けるのが得意な選手。時間をつくれる選手です。特に府中も引いている時間が多かったので、彼みたいな特徴として、同じような役割を担う選手が居ないのは事実だと思います」と木暮監督。

また、前節の試合後にヴィニシウス選手は個別インタビューにて加藤選手について「ミナミは1対1を仕掛ける選手で、たまに攻撃がうまくいかないときにミナミにパスして、彼の個人技でプレス回避できています」、「前から技術はあった。今はどのタイミングが1対1。どのタイミングがパス。どのタイミングで裏を取る。その読み方がよくなった。去年まで4枚(クアトロ)。今年は3:1。今年のチームスタイルはすごく彼に助けられてる。4枚だと1対1のスペースない。けど、今年はスペースをたくさんつくってる」と語ってくれた。

加藤選手は今やシュライカー大阪では唯一無二の選手となっている。
代表候補にも最近名を連ねる加藤選手は今節は1ゴール1アシストでありながら、自身のパフォーマンスには満足していない。
自身のパフォーマンスはよくないながらも、逆境に打ち勝ち、勝ち点3をなんとか取れたことに安どの表情を浮かべた。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

以下は、加藤未渚実選手の第25節終了後の個別インタビュー。

Pivo!:ヴィニシウス選手が「攻撃がうまくいかないときにミナミにパスして、彼の個人技でプレス回避できています」、「去年まで4枚(クアトロ)。今年は3:1。今年のチームスタイルはすごく彼に助けられてる。4枚だと1対1のスペースない。けど、今年はスペースをたくさんつくってる」と言っていました。

加藤:同じセットのみんなが僕がやりやすいようにスペースをつくってくれているのがわかっています。今日の前半は1対1を意識し過ぎて周りが見えていなかったことは反省しています。ただ、後半はやらざるを得ない状況でしたので、より集中力を高めて1対1に臨みました。

Pivo!:やらざるを得ないとは点を獲るのにリスクをかけないといけないと。

加藤:そうです。

Pivo!:加藤対決もありました。

加藤:あれは作戦でやっているのではないかなと思いました。ケニーさんと(加藤)竜馬くんをあえて当てて来たと思います。竜馬くんはスピードがあるので縦を突破したと思っても足が出てきたりします。2人ともやりづらかったです。

Pivo!:1ゴール1アシストを振り返ってください。

加藤:最初はアシストでしたが、ボールに固まっていて、小曽戸選手がフリーだったので、いいボールが僕にも入って来たので、なんとかノブさん(小曽戸選手)に届けたいという思いでした。竜馬くんは股を警戒しているように見えたので、右足の外側がコース空いていたのでやさしくノブさんに渡しました。ゴールはノブさんが仕掛けて、ちょっとファウル気味でしたが、笛は鳴らず、プレーは続いたので。最初は足で決めるつもりでしたが、高かったのでしっかり体に当てて決めました。結果的にはゴールになってよかったです。ノブさんが逆足にもかかわらず、いいボールだったのでよかったと思います。

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