【無料掲載】2016Jリーグ2ndステージ第14節・ガンバ大阪戦[長谷川健太(G大阪)][監督コメント]

○長谷川健太監督(G大阪)
悔しい結果で終わりました。この試合、勝たないと状況的には厳しくなるという中での戦いで難しい展開になりましたけど、最後まで選手が気持ちを出して、切れることなく戦ってくれたことには感謝したいと思います。サポーターも最後、いろんな気持ちがあるにせよ、多くのサポーターが拍手で選手を迎えてくれたことに感謝したいと思います。

リーグは残り3試合なので、最後までしっかりとプロとしての姿勢を示して、一つでも多くサポーターに勝利をプレゼントできるように最後までがんばっていきたいと思っています。

Q 試合の入りでやられた感じがあったと思うが?

レッズが前線から非常にプレッシャーをかけてきていて、特にダブルボランチのところに柏木と阿部が来ていたのは想定外でした。どちらかは来るだろうとは思ってましたが、2枚とも潰しにきて、前線で長沢にしてもアデミウソンにしても、あそこが来るなら前線は空くのですが、そこでもなかなか起点ができなかったというところで、レッズの出足にだいぶ後手を踏んでしまったと思っています。

Q ここ2、3年は宇佐美選手だったり、パトリック選手がいましたが、選手のタイプの構成がこれまでの戦いと違うように感じたが?

チームは生き物だと思いますので、いつまでも同じメンバーでずっとというわけにはいかないと思います。もちろん、宇佐美はもういないわけですし、パトリックも今シーズンはなかなかコンディションの部分もあって、プレーをしてもフィットしなかったということで、2ndステージに入ってからは長沢、アデミウソンのコンビで点も取れていましたので、その意味では今までのサッカーとは若干違うかもしれません。ただ、こういうサッカーで今シーズンはチャンピオンシップに関しては非常に厳しい状況だと思いますが、最後まで諦めずに戦っていきたいと思います。まだ、カップ戦等々、残っていますので、今までのイメージとは違いますが、今シーズンは今シーズンのサッカーで頂点を目指してがんばっていきたいと思っています。

Q 後半の戦い方については?

後半は(中盤の)システムを菱形に変えて、レッズのプレスがハマらないような形にしました。もちろん、ワイドを広く使ってくるチームなので、リスクは当然ありますけど、自分たちの良さを出そうということで3ボランチでやって、後半の入りはレッズもハメきれなかったという入りだったので、2点目がやはり痛かったです。

ペナ外からのシュートですけど、西野が頭に当ててコースが少し変わったので、東口にとっては難しいボールになってしまったなと。あの辺のあやで、その後に退場者が出てということで、後半の入りでイーブンで試合が進む中で、こちらが先に点を取ればまた違った結果になったかもしれません。システムを変えて、メンバーを変えて、これからだという矢先にやられた失点は痛かったなと感じています。

« 次の記事
前の記事 »