【無料簡易版】[浦和レッズ・第一次沖縄キャンプレポート3日目]

沖縄県島尻郡八重瀬町の東風平運動公園サッカー場での第一次キャンプ3日目。浦和レッズは午前9時30分から午前練習を開始した。本日の沖縄県地方の朝から昼にかけては事前の予報で曇り時々雨だったが、練習中は時折青空が覗く陽気で、気温も20度を超え、絶好のトレーニング日和となった。

午前練習は一次キャンプの恒例となっている野崎信行トレーナー主導のフィジカルトレーニングから始まった。まずは身体をほぐすストレッチから始まり、チューブを使用した上体反らしやバランスボールを駆使した体勢維持などで筋力増強に勤しむ。

それが終わると、今度はジョギングとダッシュを繰り返すシャトルランを敢行。野崎トレーナーはダッシュとジョギングの間隔をフレキシブルに変えて選手たちに負荷を与えていく。このメニューは約20分間続けられ、選手個々の持久力アップが主眼に置かれていた。

シャトルラン終了後は間髪入れずに7種類のスキルメニューによるサーキットトレーニングを実施。目印を立てたスラロームドリブル、障害物越しのヘディング、ミニゴールを設置しての1対1などを30秒間、20秒間などの時間制限を設けて行うことでスピードとスタミナを養う目論見があったと思われる。このサーキットは8割以上のメニューがボールを使用してのもので、単調にならずに選手の集中力を保たせる工夫も凝らされていた。

午前練習は約2時間を費やして終了。そして午後練習は予定よりも30分遅れて16時20分から実施され、昨日と同様に実戦形式のミニゲームが実施された。ただ、午後は午前とは打って変わってどんよりとした雲が立ち込め、練習中には激しい豪雨に見舞われる悪天候の中でのトレーニングとなった。

また現在のところ、今キャンプでは午前に厳しいフィジカルメニュー、午後にミニゲームなどの戦術練習が行われているが、今後もこのルーティーンワークが貫かれるのだろうか。なお、詳しい戦術練習の内容は有料版のキャンプレポートをご参照頂きたい。

午後練習は18時前に終了し、約1時間30分とシーズン中の通常練習とほぼ同じトレーニングタイムだった。

チームは明日の沖縄キャンプ4日目も午前午後の2部練習を予定している。

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