【無料掲載】2017明治安田生命J1リーグ第1節・セレッソ大阪[尹晶煥監督(C大阪)][監督コメント]

○尹晶煥監督
遠いところまで、多くのサポーターの方々が足を運んでいただけましたけれども、その期待に応えられず、本当に申し訳ないと思っています。久々のJ1という舞台で、選手たちは一番強いと言われている浦和との対戦で最後まで諦めることなく走り切ってくれました。でも前後半を通して、守備、攻撃の部分で何一つちゃんとできた部分がなかったと思います。この部分は反省して、次の試合でもっと改善していけるようにがんばりたいと思います。

Q 3人目の選手交代(85分の松田陸から田中裕介)の意図は?
守備の面でもそうですが、サイドでの安定さよりは、クロスなどをもう少し考えました。そして守備の面でも、もう少し強い選手がいるとと思って交代させました。

Q 前半の0-2を受けて、後半はどのように試合を変えようとしたか?
選手たちが前半、少し身体が固まっている様子が見えましたので、強豪が相手だとしてももう少し自信を持って、前を向いて戦っていこうという話をしたら、選手たちはそれを自信に変えて、後半はがんばって戦ってくれたと思います。

Q 攻守にいいところがひとつもなかったということだが、具体的には?
まず守備のところですが、一発で崩されてしまったり、バランスが崩れてしまうシーンが出てきました。守備では組織的な部分を今まで練習してきましたけど、その部分がうまくできていないところもありました。奪ったボールをすぐに失ってしまい、守備をする時間帯が長くなったので、攻撃が活発にできていなかったという部分もありました。

Q 前半、2トップの2人からなかなかプレスがかからないように見えたが、監督の指示か、もしくは選手の問題か?
あるタイミングで、あるところでプレッシャーをかけていこうという話をしましたけど、選手たちが恐れていたというか、少し気が引けているところがあったと思います。それで攻撃の部分でも、守備の部分でもしっかりできていなかったというところは、先ほども話した部分です。すごく弱点が見えましたけど、もっと反省して改善していけると思っていますので、選手たちもがんばってくれると思います。

Q 今日の試合を受けて、清武選手の復帰がますます必要になるのでは?
今は清武選手だけでなく、キム・ジンヒョン選手も水沼選手も抜けてしまい、チームの戦力が落ちている状況になっています。その選手たちがもっと早く戻ってきたら、もっと力になるとは思いますが、サッカーというものはいつも健康で、100パーセントのコンディションでできるものではありません。今いる選手で、もっといいところを見せるのが一番だと思っています。

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