【無料掲載】2017AFCアジア・チャンピオンズリーグ・ノックアウトステージ・ラウンド16第1戦・済州ユナイテッド戦[ミハイロ・ペトロヴィッチ監督][記者会見]

◯ミハイロ・ペトロヴィッチ監督
非常に白熱した両チームの素晴らしいゲームでした。敗れはしましたが、非常に際どいゲームだったと思います。試合前、相手の強さであるカウンター攻撃だけは気をつけなければいけないと話をして試合に入りましたが、残念ながら前半にボールの失い方が悪い中でカウンターから失点してしまいました。それ以外にも、自分たちの攻撃でボールの失い方が悪くて、相手の強さであるカウンターで危険な場面を3、4回作られてしまいました。試合前から注意していた点という部分で、残念ながら相手の強さを出させてしまうような展開を作ってしまいました。

ただ、常にカウンターのリスクを負いながらの展開でしたが、前半は3回くらい得点してもおかしくないような非常にいい場面もありました。後半は我々がしっかりと主導権を握りながら、相手にほぼカウンターのチャンスを与えることなく、得点になってもおかしくないようなチャンスを作れていましたが、なかなか決めきることができず、アディショナルタイムに入ってから2点目をカウンターから取られてしまいました。我々にとって2点目の失点は非常に痛い失点でした。

今日のファーストレグに敗れたことで、セカンドレグも厳しい試合になると思いますが、今日の試合で感じたことは、我々はホームで相手に勝利して勝ち上がるだけの実力があるということで、それができると信じています。

Q 次の試合までにどのような準備を?
浦和は大きいクラブです。何か恐れる気持ちを持っていたら、次のゲームは難しくなります。今日のゲームはいつも通りの調子でない選手が3、4人くらいいました。その中でも、チームは最後まで際どい、拮抗した試合をすることができました。

今日から次の試合までの私の試合の準備としては、いかに選手たちにしっかりと気持ちを切り替えさせて、笑顔で楽しんでサッカーをやる気持ちを持たせてあげられるかどうかです。

0-2という敗戦は痛いですけど、浦和はホームでも強さを発揮するチームですし、今シーズンは6、7点取って勝利したゲームもありますし、非常に爆発的な攻撃力のあるチームです。次の試合までにしっかりとした準備をして臨みたいです。来週の水曜日は、これがシーズン最後のゲームであるというような覚悟と強い気持ちも持った試合にしたいと思います。

Q 済州で警戒していた選手は?
あなた(韓国メディア)は済州とガンバ大阪の試合も見られたと思いますが、済州は今日の試合よりも、ガンバとの戦いの方が自分たちの強さを発揮して、勝ったゲームだったと思います。あなたはどう思いますか?

ガンバ戦では、11番、14番、17番、22番の選手が非常に素晴らしいプレーをしたと思います。今日のゲームでは、我々は10番の選手に多くの問題を抱えていたと思います。次の試合に向けて、いかにそこを抑えるかを考えていかなければいけません。

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