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【今週の小平】マッシモ フィッカデンティ監督、吉本一謙、東慶悟◆平常モードの小平グランド、「一体感」で残り三つに向けて態勢を整える東京の漢たち。「あと三試合、全員で、全力で」(吉本)(2014/11/19)

マッシモ フィッカデンティ監督、吉本一謙、東慶悟◆平常モードの小平グランド、「一体感」で残り三つに向けて態勢を整える東京の漢たち。「あと三試合、全員で、全力で」(吉本)

11月19日の小平グランドには、18日の日本代表対オーストラリア代表戦に出場した三選手が姿をあらわした。武藤嘉紀は検査のために別メニューとなっていたが、マッシモ フィッカデンティ監督によれば、その検査は「経過を診るべく確認するためのもの」とのことで、あす20日からは合流するという。
J1が中断した三週のあいだに、石川直宏、加賀健一も全体練習に合流。チーム一体となってJ1残り三節に臨む態勢が整いつつある。

チームの状況がよくなってきているからか、そこに代表選手の活躍も関係しているのか、マッシモ フィッカデンティ監督の機嫌はよかった。
森重真人が昨日の対オーストラリア代表戦でアシストをしたことについて水を向けると「モリゲのポジションをトップ下に変えましょうか(笑)」と言い、笑顔を見せる。
「そのくらい技術の高い選手です。まあ、あの位置はリスクが少ないですから、そこで攻撃をするぶんにはいい。大事なのはうしろの位置でああいうプレーをしないことですね」

武藤嘉紀についても舌は滑らかだった。
「次の試合にはいい状態で入れるように、コンディションを戻すべくここにしっかり監禁して、TVやジャーナリストから遠ざけたいですね(笑)。そうしたらまた、あのスピードが戻ってくる」
新しいスターに対する加熱ぶりがイタリアよりも激しい日本で武藤についての情報量が著しく増加していることは、マッシモ フィッカデンティ監督にもよくわかっている。ただいっぽうで、武藤が持つスター性についても、ある程度の理解を示している。

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