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【マッチレポート】レポート/リザルト◆Jリーグプレシーズンマッチ アビスパ福岡対FC東京/ともに狙いとするシステムを確かめる一戦で、前田移籍後初ゴール&武藤代表三重奏弾! 「どこに当たったんでしょうね(笑)」(前田)(2015/02/21)

レポート/リザルト◆Jリーグプレシーズンマッチ アビスパ福岡対FC東京/ともに狙いとするシステムを確かめる一戦で、前田移籍後初ゴール&武藤代表三重奏弾!「どこに当たったんでしょうね(笑)」(前田)

○前田初ゴール! 武藤復調ゴール!!

2月21日、FC東京は14時からレベルファイブスタジアムでアビスパ福岡とプレシーズンマッチをおこない、0-2で勝利。2トップが揃い踏みとなるゴールを決めた。東京は権田修一、徳永悠平、カニーニ、森重真人(シュート2本)、太田宏介、米本拓司、梶山陽平、三田啓貴、河野広貴、武藤嘉紀(シュート1本)、前田遼一(シュート3本)が先発。米本に替わって羽生直剛をセカンドハーフ開始から出場させ、さらに10時からの練習試合対福岡大学戦にも出場していた高橋秀人、東慶悟、石川直宏、吉本一謙、丸山祐市を次々にピッチに送り込んだ。

東京は前半17分、武藤からスイッチするようなゆったりしたパスを受けた太田の左からのクロスに対し、ニアに走り抜けてきた前田が「どこに当たったんでしょうね(笑)。ラッキーな感じでしたけど」と言うシュート(右足)で先制。後半17分には森重のパスを受けた太田のクロスに武藤が絶妙なダイビングヘッドで合わせ、代表トライアングルの合作で追加点。この2ゴールを守りきって勝利した。

福岡はラインを高く保とうとするわりにプレッシャーがさほど厳しくなく、またアンカーのラインでボールを奪おうとするやり方を試行していて、東京はこのシステムに合わせた戦術で比較的楽に試合をコントロール。自分たちでボールをつなぐなかでディフェンスラインとゴールキーパーのあいだにボールを通してチャンスを多くつくり、そのウラやニアに飛び出してきた前田遼一&武藤嘉紀のダブルエースに揃ってゴールが生まれた。移籍後対外試合でゴールのなかった前田、昨年終盤から不調にあえいでいた武藤にとっては起死回生の2得点だった。

「山形との試合のときはクロスに対してタイミングが遅れていたけれども、きょうは遅れないように意識していた。(太田)宏介が最高のボールを送ってくれた。タイミングがとりやすいね」(前田)

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