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【第4報】レポート◆明治安田生命J1リーグ 第3節 ヴィッセル神戸対FC東京/技術と速さの攻撃陣に光明を見出した青赤軍団(2015/03/23)

レポート◆明治安田生命J1リーグ 第3節 ヴィッセル神戸対FC東京/技術と速さの攻撃陣に光明を見出した青赤軍団

Jリーグヤマザキナビスコカップ第1節で公式戦初勝利を挙げたFC東京。リーグ戦は2引き分けでいまだ勝ち星がなく、初の勝点3獲得を目標にノエビアスタジアム神戸へと乗り込んだ。
勝つために必要なものはもちろん得点。前線の先発メンバーが変わった。
今シーズンの始動からセンターフォワードを務めてきた前田遼一を「最初から出ているので」(マッシモ フィッカデンティ監督)という理由もあり、ベンチに待機させた。水曜日のナビスコで90分間フル出場した石川直宏もベンチに廻った。マッシモ フィッカデンティ監督の「90分間出場の連戦は厳しい」という言葉どおり、得点源としての能力は認めながらも、体力面を考慮しての配置だった。
やはりナビスコでフル出場した若い武藤嘉紀と東慶悟はそのまま先発。なんと東はフォワードで、武藤と2トップを構成した。前日もこのコンビで練習をしていたという。
ナビスコを休んだ河野広貴、梶山陽平、カニーニが先発。この試合にかぎってはポゼッションとスピードを重視した、というのがマッシモ フィッカデンティ監督の説明だった。
太田宏介は中8日で満を持しての先発。ほぼ完調に戻してきた。

17時04分にキックオフ。
ヴィッセル神戸はディフェンス陣に故障者が出ていてベストのオーダーが組めない。しかし攻撃陣は脅威だ。2列めに右から小川慶治朗、森岡亮太、ペドロ ジュニオールと巧い選手を従えた渡邉千真はのびのびとフォワードらしいプレー。

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