【第4報】レポート2◆シーズン終盤に向けた布石か。中島翔哉、橋本拳人、平山相太、マッシモ フィッカデンティ監督から語られた課題と収穫/J1 2nd 第9節 清水エスパルスvs. FC東京(2015/08/30)
レポート2◆シーズン終盤に向けた布石か。中島翔哉、橋本拳人、平山相太、マッシモ フィッカデンティ監督から語られた課題と収穫/J1 2nd 第9節 清水エスパルスvs. FC東京
前節もアウエーで名古屋グランパスを相手に引き分けてしまっただけに、残留争いに苦しむ清水エスパルスとの一戦に引き分けてしまったことには不満が残る。内容で圧倒されていたこと、決定力不足も否めない。しかし復帰したての太田宏介が直接フリーキックを決め、途中出場の中島翔哉、橋本拳人、平山相太が、ここまでのトレーニングをもとに、それぞれ現時点でできることとできないことを確かめ、課題を発見すると同時に収穫なり手応えを得ていることも気になる。勝手にマッシモ フィッカデンティ監督の真意を忖度するなら、この試合には今シーズン終盤に向けた布石の意味合いが込められていたのではないかと思えてならない。
多くの監督の発言がそうであるように、マッシモ フィッカデンティ監督の発言も、極力自分たちの不利益になる表明は避けながら、それでいて嘘はついていないというものになっている。
試合前に、清水エスパルスについて「フィジカルが強くよく走るチームで難しい相手」と繰り返していたのは、敗戦の責任を問われないよう予防線を張ったものとも解釈できるが、実際に清水は屈強な相手で、この日のFC東京が勝つことは難しいように思われた。少なくとも嘘はついていない。
試合後の記者会見では、マッシモ フィッカデンティ監督はこう言っていた。
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