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【有料記事】J1第12節Preview◆ブレない継続性。積み上げてきた4カ月の成果で智将ネルシーニョ率いる神戸に立ち向かう~大久保嘉人、永井謙佑、髙萩洋次郎、篠田善之監督(2017/05/19)

ゴールの前に決定機づくり。「1本入ればいいんですから」と、大久保嘉人。

1月からの積み重ねに「チャンスの数も増えていると思う」と、髙萩洋次郎。

なんの気なしに取材した人物の名前を書き起こしていくと、大久保嘉人、林彰洋、太田宏介、永井謙佑、髙萩洋次郎と、みな今シーズンに加入してきた選手だった。久しぶりの敗戦に接して、新しい視点からこのチームがどう映るのかを知りたかったのかもしれない。その言葉をつなげると、みなサッカー観なり危機感の度合いは異なるはずなのに、ポジティヴさに於いては妙に一致しているように感じられる面も多々あった。

河野広貴が負傷し、次節に関しては欠場が濃厚。これによって空いたサイドハーフの一枚を誰が担うのか、そのほか1トップが前田遼一なのかそうではないのか、サイドバックやボランチのうちの各々ひとりが入れ替わることがあるのかなど、メンバーに関しては流動的なところがある。しかし様々な組み合わせをゲーム形式の練習で試し、その評価を、状況を把握できたということも含めて「いいゲームだった」とする篠田善之監督にぬかりはなく、また継続性がブレることもなさそうだ。いまできる堅い守備をベースに良質の攻撃をいかに増やしていけるか。その内容に注目するべき試合となるだろう。
大久保は言う。
「入らないときは何本撃っても入らないけど、6本撃って6本とも入るかもしれん。そういうときもあるから」
前節では決定機を逸し、完封負けを喫した東京だが、下を向いてはいけない。接戦、混戦の“上位8強”、力は伯仲していてFC東京がヴィッセル神戸に勝てるという保証はまったくないが、いま何ができるのかを観たい。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

「神戸は長かったですからね。いっぱい友だちがいますし……」
途中にヴォルフスブルクへの移籍を含み、

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