「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

齋藤-下平の左サイド縦関係の連携が際立つ・伊藤翔も出場 [練習試合 関東学院大戦] (藤井雅彦) -1,897文字-

 

【練習試合リザルト】

日時:2月16日(日)15時キックオフ
形式:45分×1本、35分×2本
対戦相手:関東学院大
結果:5-0(2-0、0-0、3-0)
得点者:1本目21分齋藤、1本目26分藤本、3本目1分佐藤、3本目15分松本、3本目25分佐藤

 

4-2-3-1_練習試合1本目 雪にこれだけ悩まされた記憶は過去にない。といっても何十年ぶりという単位の大雪だったのだから、それも当然か。14日の練習と15日に予定していた栃木SCとの練習試合が中止になり、移動すらままらないためチームは2連休せざるをえなかった。

今日16日も予定されていた関東学生選抜との練習試合が中止に。それでも提携している関東学院大の生徒が朝から懸命に雪かきをしてくれたおかげで、15時から練習試合を実施できた。午前中には樋口靖洋監督や松永成立GKコーチ、あるいは選手も雪かきに参加したようで、トップチームも含めたクラブ全体の力でゲームができるピッチコンディションに回復させることができた。

対戦相手を考えても、練習試合の内容に多くを求めるのは酷だ。まずは「今日は練習試合をできたことが最高の収穫」と話すとおり調整の意味合いが強い試合であった。富士ゼロックス・スーパーカップまで1週間を切った段階で、負傷というリスクがありながも無事に練習試合を消化できたことを喜びたい。

けが人の復帰も明るいニュースと言える。左ひざ痛で別メニュー調整を続けていたドゥトラは2本目と3本目の計70分間プレーし、順調な回復をアピールした。昨年までの経緯を踏まえても、大事には至らなかった模様だ。13日のザスパクサツ群馬(J2)との練習試合中に背中の痛みを訴えた端戸仁も元気にプレーした。

そして最大の朗報は宮崎キャンプ2日目に右臀部の違和感で戦線離脱した伊藤翔が約15分の試運転ながら出場できたことだろう。プレーフィーリングを確かめるようなわずかな時間だったが、まずはほっと一安心である。左足首ねん挫の藤田祥史は来週の開幕に間に合わない可能性が高いため、矢島卓郎と端戸に伊藤を含めた3選手で1トップの座を争うことになりそうだ。

 

410732e6929a040dd4c6454865ef7753

 

(残り 704文字/全文: 1593文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ