赤鯱新報

【清水vs名古屋】レビュー:「勝った気がしない」勝利でつかんだものは、ナビスコカップ決勝トーナメントへの切符のみ。若い清水に圧倒された名古屋に、勝者の笑顔はなかった。(3145文字)

■Jリーグヤマザキナビスコカップ 予選リーグ 第5節
5月20日(水)清水 1-2 名古屋(14:04KICK OFF/IAIスタ/6,315人)
得点者:20′ 北川航也(清水)66′ 小屋松知哉(名古屋)86′ ノヴァコヴィッチ(名古屋)
西野監督のコメント・公式記録はこちら(名古屋公式)
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誤算に次ぐ誤算が、「勝った気がしない」(楢崎正剛)勝利を生み出した。数字だけ見れば着実に勝点3を積み上げ、ナビスコカップの予選グループを2節残した状態で突破したことは称賛に値する。悪いなりにも勝利を奪い取るのは強者となるには絶対に必要なもので、その点から見れば苦戦の末に逆転したこの一戦を評価することはできるだろう。だが、低迷するリーグ戦に集中するべく高卒新人4名を含む平均年齢21歳の若いチームを相手に、内容で後れを取ることは決して良いことではない。

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