赤鯱新報

良い緊張感と攻守の迫力が見られた70分間。「前は点を取ってくれると思いますし、後ろがゼロに抑えれば、勝てる相手だと思います」(櫛引一紀)【9/28練習場レポート】

今日もボール回しから練習は始まった。守備側のビブスを配るのはいつも佐藤寿人だ。逃げる櫛引一紀に無理やりビブスを渡す。

必要事項を確認したのが昨日なら、今日はそれをより実戦的なトレーニングへ落とし込んでいくのが目的か。攻撃陣と守備陣をちょうど5人ずつに分けて行われた明確な練習メニューは2日目を迎え、よりテーマを絞って選手たちに提示され、その後の紅白戦へとつながれていった。何か新しいことをするわけではなく、できていないこととできた方がいいことの確認作業。「今日もピリッとした雰囲気でやれたと思う」と佐藤寿人は振り返ったが、その言葉に少しの誇張もなかった。

(残り 1523文字/全文: 1867文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ