【2017シーズン全選手レビュー】ワシントン:底抜けの陽気と努力家の一面。プライドにかけてプライドを抑えた職人ボランチ。
MF8 ワシントン
J2リーグ29試合2471分出場1得点
「ヘイ!クラッキ!」と呼び合うのがいつしか挨拶になっていた。ボランチという職業に誇りを持つブラジル人は、どこまでもナイスガイで、どこまでもプロフェッショナルな男だ。屈強な身体能力を生かした守備を持ち味とし、シーズン終盤ではその特徴をセンターバックとして発揮することを求められた。その度に「オレはボランチだよ」と顔をしかめ、それでも役割を全うしようと努力を重ね、苦悩もした。取材エリアを和ませた底抜けの陽気さが、後半戦ではあまり見られなかったのは見ていてちょっと辛かった。
楢崎正剛曰く「自分の感覚を持っているボランチ」。しかし頑固な職人気質というわけではなかった。
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