【2017シーズン全選手レビュー】佐藤寿人:図抜けた存在感を放った“ザ・キャプテン”。今季の進化はJ1でどのような輝きに変わるか。
FW11 佐藤寿人
J2リーグ28試合1770分出場5得点
とんでもない存在感だった。Jリーグ通算2位の得点記録を持ち、Jリーグ選手会の会長も務めた大物の移籍はそれだけで名古屋に大きなインパクトを残したが、実際にチームに与えた影響はその比ではない。既存選手の大半が去り、アイデンティティーが希薄になってしまった名古屋の顔としての役割を担い、自らを広告塔のようにしてポジティブなイメージを名古屋と愛知に振りまいた。キャプテンでありエース、選手でありスポークスマンでもあろうとした佐藤寿人は、人間力の器がケタ違いに大きかった。
彼のすごさを何から説明すればいいのか迷うが、何はともあれ選手としていまだ一流であることに異議を唱える者はいないだろう。
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