【札幌vs名古屋】レビュー:北海道の寒さより堪える今季ワーストの内容と結果。名古屋のサッカーを正しく貫くために、彼らに必要なものとは。
■明治安田生命J1リーグ第6節
4月7日(土)札幌 3-0 名古屋(14:03KICK OFF/札幌ド/17,390人)
得点者:26’進藤亮佑(札幌)69’都倉賢(札幌)73’オウンゴール(札幌)
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間違いなく今季ここまででワーストの試合だった。0-3のスコアはむしろよく3点で収まったものだと思えるほど。ピッチでは90分を通じて為す術なくボールを追いかけ、孤立無援な攻撃を繰り返す名古屋の選手たちと、伸び伸びと余裕を持ちながらダイナミックに試合を支配する札幌の選手たちの姿がひどく対照的だった。3週間ぶりに戦列復帰を果たした佐藤寿人は不甲斐ない敗戦に「強ければこういう試合にも勝てるので、勝てないということは弱い。それだけ」と厳しい口調で語った。攻撃自慢を自称するチームが1点も奪えず、相手に3倍のシュートを浴びせられては、認めざるを得ない事実だった。
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