赤鯱新報

「本当に自分たちが何をできるか、やりたいこと、やるべきことを自然に、自分の一人ずつの判断で動いているか。それから相手に対してどれだけの威圧感を与えられるかを出して、試してもらいたい」風間八宏監督試合前記者会見の様子


○風間八宏監督
Q:中断期間も2週間ほどが過ぎましたが、その間で基礎的なトレーニングなどもかなりやっているように見えました。
「本当にすべての時間、速さについてをやってきました。速さというのは正確にどれだけやれるかということ、そこは色んなものを数字にして意識はさせてきました。でもそれは言ったところで身体に染みつくかといえばそう簡単にはいかないので。着眼点をもちろん置いているんだけども、試合も多くて十分な時間がなかった。今はそこをやり出したので、チームは変わってくるし、それをやり続けなければいけない。そこは徹底的にやらないと速さは生まれないので。意識して全員でやっているところです」

Q:速さというのは先日測定していた短距離走などの…?
「いや、それじゃないです(笑)。速さというのはすべて、ボールスピードもそうだし、ポジションを取ることもそうだし、止めてから蹴るまでの速さもそう。例えば運動の部分でいえば、身体が一歩分引くだけで時間はものすごくかかってしまう。そういうもので、いつも言っているように頭と身体、もちろん頭が一番大事で、いつ見るか。それから身体を扱う技術もそう。このあたりを正確にやることが“スピード”なので、そこのところをやっています」

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