赤鯱新報

【神戸vs名古屋】レビュー:きっちり自分たちのゲームをやり直せる強さ。4年ぶりのカップ戦予選突破は“必然”を呼び寄せた結果でもある。

■YBCルヴァンカップ 第6節
5月22日(水)神戸 1-3 名古屋(19:03KICK OFF/ノエスタ/5,835人)
得点者:46’赤﨑秀平(名古屋)49’ウェリントン(神戸)71’長谷川アーリアジャスール(名古屋)81’赤﨑秀平(名古屋)
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前回、神戸と対戦したのはリーグ開幕間もない3月6日のことだった。いきなり何を言い出すのかと言えば、グループリーグ突破をかけたアウェイゲームで名古屋が見せた戦いは、そういえば最初はこんな感じだったなという内容だったからである。前半はやや不安定ながらもしっかり試合を維持し、すべきことを貫いた結果は点差をつけての勝利で終わる。ではあの頃とチームが同じで成長がないのかといえばむしろその逆で、シミッチとシャビエルの“飛車角”をスタメンに入れず、おまけに王将とも言えるジョーが前半の早々に負傷退場してしまうアクシデントにも見舞われながら同様のことをやってみせたのだ。「チームのみんなの力で予選突破を勝ち取ることができた」と宮原和也は語ったが、確かにチームのベースアップを感じさせる戦いで、名古屋は4年ぶりにルヴァンカップの予選を突破することができた。

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