赤鯱新報

【名古屋vs鳥栖】レビュー:満点ではなくとも及第点ではある。ピンチと不運を乗り越えてのスコアレスドロー。

■明治安田生命J1リーグ第32節
11月23日(土)名古屋 0-0 鳥栖(14:03KICK OFF/豊田ス/26,124人)
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試合前にフィッカデンティ監督が言ったように、何をもって良い試合とするか、良い内容とするか、そして悪いものとするかは十人十色の基準がある。鳥栖という相手をどのようにとらえるかをそこに加味し、スコアレスドローという結果にどんな感想を抱くか。勝てた試合だったか、否か。内容はそれほどでもなかったか、否か。引き分けの印象はそれぞれのチームの置かれた立場も強く影響するものだ。勝てばまた残留に前進できた名古屋にとって、勝てなかったことは当然悔しいし、勝つための準備をしてきたことは間違いない。だが、試合の流れを考えれば勝点1に終わったことにそれほど大きな喪失感はないだろう。十分ではなく、満足できる結果でもない。それでも、納得するだけの理由は探すことができる。

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