赤鯱新報

赤鯱新報×川崎フットボールアディクト特別企画8・23名古屋vs川崎“感想戦”誌面版 後半戦

同じ「タグマ!」で川崎フロンターレの情報発信を行なっている江藤高志さんの「川崎フットボールアディクト」と、最初は思いつきからトントン拍子で成立したのが将棋で言うところの“感想戦”である。あの時の一手がこうだったら、あそこは考えてもみなかった、と今しがた終わったばかりの対戦を振り返り、反省し、次の一局につなげる棋士たちを真似て、我々ライターもいっちょ振り返ってみましょうということでやってみた次第だ。こちらは江藤氏がYouTubeチャンネル「アディクトTV」で動画版として(私は顔出ししていませんが)公開され、赤鯱新報ではテキストでの編集版として掲載する試みに。どちらの形でも良いので、ぜひお楽しみいただけると幸いである。

前半戦はこちら

8・23名古屋vs川崎 “感想戦” 後半
「名古屋は守りきった」(今井)
「川崎は攻めあぐねた。その二つですよね」(江藤)

江「ではここからは後半に移っていきます。引き続き名古屋を取材されている今井さんと電話で話していきます」

今「後半もよろしくお願いします」

江「まさに後半戦を始めるわけですが、名古屋さんにとってはまたとないタイミングで先制して、後半に入っていくわけです。フロンターレは後半から下田くんと脇坂くんを交代して、旗手くんと大島くんを入れてきます。この交代を見てどうでしたか」

今「どうですかね。監督が言っていたのは前半の形で行けるところまで引っ張るということで、疲労度と消耗度が激しいチーム状態なので、どんどんそのあたりがプレーに目立ってくる。それをどこまで引っ張るか、どこで変えるか、どう変えるかを見極めながらでしたからね。そこで相手が先に代えてきた。ただ名古屋も10分経たないうちにシャビエルを相馬くんに代えるわけで、その交代に対する影響はあったのかなと思います」

江「会見では前田くんを引っ張ったという発言もありましたね」

(残り 8735文字/全文: 9516文字)

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