【横浜FMvs名古屋】レビュー:昨季王者の地力と、募る疲労との闘い。今季初の連敗から名古屋はどう上を向くか。
■明治安田生命J1リーグ第33節
10月21日(水)横浜FM 2-1 名古屋(19:33KICK OFF/日産ス/6,607人)
得点者:41’エジガルジュニオ(横浜FM)69’マテウス(名古屋)80’渡辺皓太(横浜FM)
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3日前は完敗に見える惜敗だったが、今回は惜敗のようで大きな差を感じる敗戦になった。前半のシュート数は1本、試合全体を通してコーナーキックはゼロである。後半持ち直したとはいえ、試合のペースはほとんどが横浜FMに握られての90分間はチームの隠しきれない疲労感にも支配されていたように見える。「わかってあげなければいけない」と、フィッカデンティ監督は達観したように言った。フルパワーを出しきった川崎とのハイテンションゲームのダメージを癒すには2日間はあまりに短く、選手の足取りが重かったのは否めない。それを敗因とすることは誰も潔しとはしないが、影響は普段の連戦に比べて大きかったのは仕方のないことなのは確かだ。
ただし、相手もまた長大な連戦の最中であったことを思えば、これは現状の戦力差が呼んだ苦戦であったとも言える。
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