赤鯱新報

【鹿島vs名古屋】プレビュー:2-0で折り返した“後半戦”。名古屋の試合をすることが、最大の勝因になる戦い。

■JリーグYBCルヴァンカップ 準々決勝 第2戦
9月5日(日)鹿島vs名古屋(18:00KICK OFF/カシマ)
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1戦目の結果で得られた何よりのアドバンテージは、“何も変えなくていい”という状況かもしれない。2-0のスコアは鹿島に次戦での2得点以上というタスクを課し、かつアウェイゴールを奪われなかったことで2戦目での得点の意味が跳ね上がる。1点差の負けは突破に十分な許容範囲。2点差での負けも得点を奪っていれば勝利になるため、名古屋のこのステージの勝率は現時点でも相当に高い。指揮官は「我々は慣れた形を当てはめていい立場にある」と自らを位置づけ、ともすればキックオフから強硬策も必要な相手に対し、むしろ泰然として向き合うと宣言した。「とにかくしっかり戦って点を取られない。そして勝つ」。ただでさえ難しいアウェイの鹿島戦に、ここまでの平常心を保てることこそ、彼らが1戦目でもぎ取った優位性だ。

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